箱白

同人誌の電子書籍(kindle)版が出ました(裏話)

やっと電子版作れました〜〜た、大変だった……思った以上に……

 

電子版開始にあたって、ものすごく悩んだことがいくつかありました。

それについて書かせてください。てか、アウトプットさせてください。

 

考えること多かったんだよおお…

 

データどうしよう問題

 

いやまさか電子化するなんて思ってなかったですもん。紙で印刷する前提で作ってるから、電子書籍のフォーマットなんて気にもしてなかったよ!!

 

kindleに入稿できるファイル形式と、紙で印刷するときのファイル形式や原稿の作り方ってちょっと違うんですよね。

 

互換性があればいいけど、私がこれまで使っていたファイルだと残念なことに互換性はありませんでした。

kindleの公式サイトに書いてある方法ではどれもうまくいかず。

 

 

 

 

え、データ作りなおし…?めんど…っ

 

 

 

 

 

「いやいやいや!世の中すでにkindleで出してる人いっぱいいるってことは!何か方法あるだろ!」と望みを胸に、そのままのデータでkindleに持っていける方法を探しました。公式サイトに載ってない方法もどこかにあるかも!先人たちの知恵を頼りにググりまくりました。

 

 

その結果、PDF→kindle comic creatorで読み込み→modi形式で出力でなんとかできました。

 

現代のテクノロジーと共存する道を選ぶって、大変なんだなあ……

 

あるかどうかわからないけど恐らくあるんじゃね?という見込みで何かを探すって、体力と精神力を使いますね。

 

でもやっぱ同人誌は印刷したい問題

 

電子オンリーは嫌だよおおおお紙も欲しいよおおおお!

 

だって!紙に印刷して手元に届いて発送する、っていうあの一連の作業好きなんだもンンンン!

ていうか同人誌ってそれが醍醐味じゃん。

 

そういうわけで新作は同人誌(紙)で出す!旧作をちょっと時間経ってから電子化!この流れで行こうと思います。

 

新作も電子で同時に出して欲しいというお声があるのも承知しておりますが、ここは私のこだわり(というかお楽しみ)のポイントなのでどうかご理解ください。

 

値段どうしよう問題

 

さて、紆余曲折あったのですが最終的に同人誌版と同じ価格になりました。

 

えーーkindleには印税率というのがありまして。

 

印税率とは、要は売値に対して自分の手元にどれくらいの割合お金が入るか?ってことなんですが、

 

売値が250~1250円で70%

それ以上になると35%になります。

 

つまり?

3500円の同人誌をそのままの値付けで行くと、自分の取り分は1255円ってことですね。

 

ただ、電子書籍ということで私には印刷費がかかっていないこともあり、多少値段を下げようかなと思っていました。しかし、「値段を下げる」という行為そのものにものすごく抵抗がありました。え、なんでだろう。……エゴ?私のエゴが「嫌じゃ〜〜値段下げたくない!客単価が減るのは嫌だ!」って言ってるってこと?

 

しかし、マイナスはないです。

印刷費もかかってないし、kindleに登録することに関してもそれ自体にランニングコストがかかるわけではないのですから。

 

自分の出したものへの価値エネルギーを下げる行為だから?

それとも支払う側(お客様側)とのエネルギー等価交換が成り立たなくなるとか、そういうこと?

それとも私の我欲?

 

この「なぜか値下げに対してものすごく抵抗感がある」問題を胸に抱えたままとりあえずkindleに商品登録だけ済ませた状態で保留にしていたのですが……

 

 

 

いやーーーーーまさかね!

うっかりミスでkindle unlimitedに登録されてたとはね!!!

 

これまで数ヶ月くらい値付けについて全く答えを出せないままウジウジしていたんですが、それをぶっちぎってうっかりunlimitedに片方だけ登録しちゃってました。何故。いえ、私の設定ミスだとは思うんですが。

 

1ページ読まれるとごとに0.5円です。

 

は〜〜〜〜等価交換とか我欲とかそんなこんなが全て吹っ飛んだわ!

しかし読み手側としては試し読みみたいな感覚で読めるから、とっつきやすさは格段に上がる!

 

私(く、奇しくも『1巻だけ無料でkindle unlimitedで読めます』のマーケティング手法をしてるみたいになった……完全に結果論だけど)

 

ラフマド「ちなみに、エネルギーの等価交換は1人対1人の人間だけで行うものではありませんよ」

 

※霊体。人間じゃないです

 

私「!?!?ラフマドさんいたんだ!?」

 

曰く、個人間の取引一回ずつを等価交換に設定してもいいし、売り手(私)と市場(ここではkindleの市場)との間でトータルで等価交換になればオッケー、という考え方もできるそうです。

 

ラフマド「客単価と価値エネルギーが等価交換になるのかどうかを気にしているようですが、別に問題ありませんよ。kindle unlimitedに登録することで露出が増えてより広いマーケットで販売する機会を得られるのであれば、その分読む人が増える可能性が生まれるということでもありますから。あなたはその可能性を得るために先行投資をしている、と考えれば良い」

 

私「先行投資ね…まあそれはそれで一理あるけど。支払う側は?そっちの等価交換は?」

 

ラフマド「商品を買っても、その価値の全てを受け取るかどうかは消費者側の問題でしょう。定価で買う人と無料で読む人の価値享受のスタンスには大きな差があるものです。要は、定価で買う人は元もと内容に興味を持って理解したいという姿勢で読むけど、unlimitedで読む人はなんとなくの暇つぶしに流し読みする人も多いってことです。あとは試し読みしたいから、みたいな理由の人もいるでしょう。

 

軽めにサラッと読んで内容をすぐ忘れる人から定価分のお金、取りたいですか?

 

私「___それは…なんかちょっと…」

 

ラフマド「そういうことです」

 

私「でもunlimitedでも、しっかり中身読む人はたくさんいると思うけど?」

 

ラフマド「そうですか?あなたもunlimitedに登録して色々読んでらっしゃるようですが、なぜ読んだんですか?無料で読めるからとりあえず、ではなかったですか?」

 

ぐうの音もでねえ。

 

ラフマド「あなただって、最初は試し読みするつもりで読むでしょう?ふわっとなんとなく読んでみて、そこでバッチリ心に刺さったら次の巻や他作品は定価で買う。その価値があると思うから、そこに気持ちよくお金を払う。___そしてこの価値観を持つ人がいる世界に、あなたは今生きています」

 

___ぴえん。自分の視野の狭さを思い知らされました。

 

 

 

 

 

と、いうあれこれがあったので、こういう背景がありましたってことを素直に暴露しちゃう形式で行くことにしました。

 

取り繕うのは苦手だ!下手だからどうせばれるもん!

 

 

 

色々乗り越える壁はあったけど、電子化した理由

 

①元々要望が多かった

②今後の可能性を広げるため

③自分の生活スタイルの変化に対応するため

 

自分のためと、他の人のため。これに尽きます。ほんと。

 

まだkindleで販売を開始して間もないのでどんな感じの結果になるか未知数ですが、どのような感じになっても「ほう?今回はこのような結果になったか……。ではその要因を分析してみようか」の研究者の気持ちで捉えようと思います〜〜

 

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