箱白

「ところで同人誌、目標値の100部売れたんですか?」

5/3のイベントが終わり、ご予約いただいていた郵送の分も発送処理が終わり。

 

ビジネス「ねえ、そういえばあんた数字の目標立ててたわよね?」

 

私「っっ…!」

 


回想(要約)

 

私「100冊売れたら嬉しいぽよ〜〜〜〜」

 

ビジネス「上等、じゃあ頑張んなさい」

 

↓その時の様子

 


 

 

_____えーーー確かに言った。私は言ったよ、そう目標を立てた。

 

なんでこの数字なのかというと、分かりやすいから。中途半端な数よりもなんかスッキリした数を目指す方が自分にとって指標になりやすいので。

 

ビジネス「高次のものと一緒に仕事をするときの大原則。がむしゃらにただ数を増やせばいいってもんじゃない、というのをよおおおおく自覚なさいね?その上で、あんたは100っていう数字を目指してることを知りなさい」

 

私「はい。重々承知します」

 

100冊売れるということは、100の可能性を生むということ。私のごく個人的な見解を集めた同人誌が一体なんの役に立つかはわからないけど、手に取った人に何らかの変化を起こす、誰かが世界線を渡るきっかけになる、そんな可能性を作ること。それが今回の商売の意義であり、私自身の救済でもあるわけで。

 

ビジネス「可能性も世界線の分岐も、必要なものに必要な分だけぴったりの量を提供すること。足りなくても余ってもだめ。その前提を踏まえて聞くわ、それで結局100部売れたの?

 

私「売れてないよ!!!!今はね!!!!」

 

 

 

 

言及していないことは、解釈の幅を広げる

 

私「ビジネスちゃん、私は確かに100部売れたら嬉しいな、とは言ったしそれを目標にしてる。でもその目標達成のタイミングは指定してない。だから現時点で達成してなくても問題ではない

 

あのブログではあたかも「イベント当日までに売れた数が100いけば嬉しい〜〜」みたいなニュアンスで言いましたが!でも明確に「いつまでに目標を達成する」とは言いませんでした。意図的に。

 

なぜかというと、イベント当日までに売れるのは無理じゃん?現実的に考えて。と思っていたからです。

 

私(現実はシビアだもん、そう簡単に目標達成できるわけないじゃん)

 

ていうか、簡単に達成できる目標を立てたところで頑張りたいって気持ちにならないし。いけるかな〜〜〜〜?ぱっと見無理そうだけどワンチャンいけるのでは〜〜〜??くらいのラインじゃないと。

 

ビジネス「つまりなあに?目標達成のタイミングを未来にずらす、ってこと?へええ、できなかった目標設定の期限を先延ばしにするわけね、それってフェアなのかしら?」

 

私「フェアです。人間的に見るとちょっとずるいけど、高次目線ならずるくないはずでしょ?」

 

ビジネス「根拠の説明を要求するわ」

 

 

未来の自分のためにバトンを投げる

 

_____ビジネスちゃんのいう通り、単純に目標の期限を先延ばしにするだけではフェアじゃない。できなかったことへの言い訳にしかならない。それを言い訳ではなく正当な主張にするには、やっぱり高次の概念を踏まえた具体的な戦略が必要になるし、それを今から始めるんじゃなくて既に始めている必要がある

 

つまり、過去の私があらかじめ目標達成のラインをイベント後に設定することを視野に入れ、そのために具体的に行動している実績がないといけないわけです。

 

過去の私(当日までに売れたら嬉しい、けど、現実的に考えると無理じゃん?だから当日を過ぎた後にも売れるように何か工夫しないとな!)

 

↑この過去の私からバトンを受け取ることで始めて、現在の自分は「目標設定の期限を後ろ倒しにするのはあらかじめ想定していたことだ、計画内!」と主張できるわけです。

 

私「高次から見れば、過去も未来も現在もおんなじ平面上にあるんでしょ?目標設定の期限をどこにおくか?はさほど重要なことじゃない。全体を俯瞰して合計で100ならいい。幸い、これは私が個人で勝手にやってる活動だから、期限を伸ばすことで他者の迷惑になることはない」

 

このやり方を人間目線で説明するなら「あらかじめ予防線を張っておく」とか「計画に余裕を持たせる」みたいになるのかな。でも、世界線と過去と現在と未来の概念から考えると「未来の自分に対して渡せるバトンを用意して投げておく」って感じになるかもしれません。ニュアンスの差でしかないけど、そう考えればこれは予防策ではなくむしろ積極的な種蒔きになる。

 

私「それと、私からは直接観測はできないけど、この同人誌を手に取ってくれた方が興味のありそうな人におすすめしてくれてる、ように、思う」

 

ビジネス「はあ?観測できないことを根拠にするんじゃないわよ、それはただの願望でしょ」

 

私「ううううう根拠……事実、Twitterのフォロワーさんは一定の割合でリアルの知人からおすすめされたからフォローした、っていう人がいる。イベント当日でも同じようなことが何箇所かで起きていた。だから、これと似たようなことが私の見えないところで起きていてもおかしくない」

 

ビジネス「一定の割合、ね。ちょっとそこぼんやりしすぎじゃない?具体的に!」

 

私「割合……会場では売れた分の1割くらい……だった」

 

ビジネス「全体の1割が口コミによって来てくれた人、と仮定できるわね。じゃあ、今回郵送で売れた分の1割くらいの数がプラスされると考えていいのかしら?それなら100の目標達成できる、と言いたいのね?

 

 

 

ビジネスちゃん詰めてくるうううう!!!こ、こええええええええっ!!!

 

 

 

私(そ、それだけじゃ無理かも…っ?)

 

 

ビジネス「ま、目標を達成できてもできなくても私は困らないから良いけどね?」

 

もちろんあくまで目標はただの指標、ただのわかりやすい線引きにすぎません。達成できなかったからといって失敗した、とはなりません。

 

私「______口コミとかしてもらえるように色々工夫はしてるし、具体的な施策はすでにしてある。それがうまく作用すれば……いや、作用するかどうかを観測するのも今回の試みでもある」

 

____この色々な試み、というのはおそらく同人誌を買ってくださった方ならわかってくださると思います。クーポンとか同封して入れたりしたので。

 

ビジネス「どんな試みでもいいわ。工夫することをやめない、思考を放棄しない、わたしたち高次にアテにしない。この三つを覚えていてね」

 

 

 

し、市場規模…?を考え始める…?

 

 

ラフマド「ちなみに、無限の定理は何も従わねばならないものではありませんよ。きちんと理解できれば、定理を先回りして動くことができます」

 

私「え」

 

ラフマド「復唱なさい、無限の定理とはなんですか?

 

私「必要なものに、必要な分だけ、過不足なく、絶対に存在する……」

 

全てのものには意味がある。どんなものにもそれを必要としている人がいるということ。需要と供給はペア!

 

ラフマド「この度のイベントを通して、あなたの周りでその同人誌を必要とする人間がいることがわかりましたね?その商品が独りよがりの自己満足だけのためだけにあるわけではなく、第三者にとっても価値があるものだとわかりました。そこから想定できる仮説、ありますよね?」

 

私「____あーーそういうことか。周知できる母数を上げろってこと?

 

独りよがりの商品だったら、そもそも売れてない。でも、義理じゃなく純粋に興味を持って買ってくれた人が複数いるなら、同じような人はもっと広い範囲にもいるはず、と仮説が立てられる。

 

自分がアクセスできる範囲、あるいは第三者から自分にアクセスできる範囲。高次的にいえば世界線を観測できる範囲。これを広げれば自分が関われる人数の分母が増え、それに比例して需要をもってる人の数、分子も増える。はず。

 

私「ここで市場規模を考えるのね?精神世界やスピリチュアルに興味のある人が日本にどれだけいるか。____この同人誌は日本語で書かれてるから、正確には日本語ユーザーの中にどれくらいいるのか、かな?」

 

ビジネス「少なくともマーケットは広いはずよ。何よりこの分野はこれから伸びる分野でしょ。風の時代になって霊的感覚が鋭くなる人が爆発的に増えてるんだから」

 

私(でも市場規模ってどうやって計測すれば……あ)

 

そういや、スピリチュアル関連のインフルエンサーさんのフォロワー数。これも一つの参考になるかな?あとはスピリチュアル分野でヒットした本の発行部数とか。あくまでそれは売れた数だから、実際のライト層はもっとたくさんいるのかな?

 

私(いや待て、この同人誌の内容でライト層にウケる気がしない。結構ニッチなところじゃん?)

 

ラフマド「ニッチであるかどうかは、あなたが決めることではありません。お客様が決めることですよ」

 

ビジネス「今のあんたにできることをすれば良いの!不確定な要素はとりあえず置いといて、確かなところから固めていくのが定石よ」

 

 

 

 

 

余談。

 

 

 

私「なんか…話がちょっと大きくなって来てる気がするんだけど……私書いてるの、同人誌だよ??

 

ラフマド「だからなんです?話を大きくしたいのは他でもない、あなたですよね?」

 

私「ふと現実を見ちゃうんですよ……私そんなに大したことしてないし、別に有名人でもないしさ。ただのその辺のいち個人なんだし、身の丈にあったことしたほうがいいよなあって」

 

ラフマド「己の身の丈を決めてもいいですが、最初にあなた言いましたよね?『簡単に達成できる目標を立てたところで頑張りたいって気持ちにならないし。いけるかな〜〜〜〜?ぱっと見無理そうだけどワンチャンいけるのでは〜〜〜??くらいのラインじゃないと』とね」

 

ビジネス「あんた、自分がやる気を出す時の条件についてそろそろ自覚しなさいよ……」

 

そうでした。「おまwwwwwそれは流石に無理やろwwwww」って自分でも思うようなことを「___って、思うじゃん?」と付け加えてなんとかかんとかやってみる。

 

「無理やろwwww」からのーーー???→「やってみた結果wwwwwww」

 

この展開が好きなんですよ。ま、できなくても当然。元から「できなそうなこと」を選んでやってるので。できたらラッキー☆

 

私(仮にこれでうまくいかなくて爆死しても、物語の展開としては美味しいんだよな……起承転結の「転」がドラマチックになるから……)

 

 

 

 

 


 

うーん。今回のブログ、ちょっと俯瞰視点強めで書くとこんな感じになりました。

実際の人間としての私は「起承転結で派手に転ぶと痛いしすごく恥ずかしいんですけどおおおお!?」って思ってます。この温度感のギャップ、最近ようやく楽しめるようになってきました笑

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