箱白

風の時代のマーケティング「利己と利他の両立」を目指す

私は人間です。

当然、煩悩も欲望もエゴもある。

例えこの先、宇宙の法則や高次の世界のことをどれほど学んだとしても、人間は人間であることが存在意義。

 

えーー前回のブログで、我欲を捨てろと高次に言われました。

前回の様子

 

 

 

 

 

 

が。

 

 

 

 

______。

 

私「……っ、やっぱりたくさん売れた方が嬉しい!」

 

 

 

自分を誤魔化して精一杯かっこいいこと言おうとしてエゴを無視するくらいなら、いかにエゴとうまく付き合って程よい関係を築くかの方が私には合ってる。

 

ってことで、

 

私「知ってるよ、初めての同人誌は20部売れたら大盛況ってのが世の常識(いろんなブログで読んだ限りでは)だし、何より数字を軸に目標を立てるのはナンセンス。それを踏まえた上で言いたい。

 

100部売れたら、嬉しい

 

ビジネス「___へえ?この前の私の話を聞いて、意味を理解した上で言ってるのね?上等!ならやってみなさい

 

 

 

これは同人誌を作りながら

風の時代のビジネスを学ぶ実録です

 

 

 

そういえば私、論理思考型の人間じゃん!

 

思い出しました。

 

私、今やこうしてスピリチュアルや精神世界の探究をする生活をしていますが、元々は!元々はごりっごりの論理思考型の人間なんですよね!ビジネス書とか大好き!根拠と思考と自分の好みに基づいて動く!

 

むしろそっちの考え方で生きてきた時間のほうが長いんですよ。ここ最近その感覚を使ってなかったので忘れてましたけども。

 

ビジネス「今、経済やビジネスの世界にも風の時代に適応した考え方が浸透してきているわ。儲けようとしない、物を売らないビジネスがね。いい?従来の「普通のやり方」に引っ張られずに、常に時代ちょい先にあるビジネスモデルを参考にするのよ」

 

※霊体。人間じゃないです

 

 

 

時代の「ちょい」先のビジネスってなんぞや

 

私「…ちょい先?時代の先ではなく、時代のちょい先?」

 

ビジネス「そ。ちょい先。時代の先を行き過ぎると誰にも理解されないでしょ。まだ需要が十分に生まれてない分野に踏み込んでも、時代を先取りしすぎて不発で終わるわ。そういう革命的なことは、やりたい人がやればいいの。あんたは違うでしょ?」

 

私「うん、別に革命的なビジネスモデルを作る、とかは興味ないですね。ってことは、こういうビジネスモデルよく見るようになったな〜、くらいのものをお手本にすればいいのかな?」

 

ビジネス「ま、そういう理解でいいわ。何もないところから始めるより、まずは最近メジャーになりつつある既存の枠組みを使うの。で、慣れてきたらその枠組みを改善、洗練させていくことでオリジナル性が出る」

 

私「……つまり?」

 

ビジネス「……概念的、抽象的なお話ならしてあげる。でもね、具体的にじゃあ何をするか?ってのを考えるのは誰の仕事?」

 

私「……私の仕事っすね」

 

ビジネス「高次は高次の目線を保つから、あんたは人間の目線を維持してね」

 

 

 

 

商品と、それを必要とする人を考える。具体的に

 

 

ラフマド「まず、その商品を必要とする想定顧客はどのような人物か?これを具体的に考えていきましょう」

※霊体。人間じゃないです

 

私「この工程は知ってる。ビジネス書ではよく出てくるペルソナ設定ってやつね」

 

今回の同人誌は2冊あるわけなんですが、一つずつ考えます。

 

同人誌①『高次の存在たちがうるさいのでひらきなおって漫画にしてやる』

 

1冊目はエッセイ漫画。

 

内容は主に私が高次のものと対峙したりいろんなやりとりをしてる様子を描いてるエッセイ漫画です。体験談ベースなので、霊感がある人や自分と似たような感覚を持つ人には共感してもらえると思う。それから、スピリチュアルや精神世界について興味がある人にも読んでいて面白い内容……だと思う。

 

私「普通であれば、ここで考えられる読者層は後者なのよね。世の中全体の人数の母数として、霊感体質に悩む人よりもスピリチュアルに興味がある人の方が多いと思う

 

ラフマド「あなたの世界の常識に則って考えるなら、確かにそうかもしれませんねえ」

 

ビジネス「……」

 

私「ただ、この『母数が多い』を重視するのはいわゆる大手の出版社とか、製造する数の桁数が多いことを前提にしてる場合だよね」

 

ビジネス「そうね。対するあんたの今回の商品はなあに?」

 

私「同人誌です」

 

つまり発行部数に下限がない。なんなら10部だけしか刷らない、とかも全然あり。

それが同人誌の強みじゃん。

 

てなわけで、需要の母数の多さは度外視だ!

 

むしろ全国に流通するタイプの本になりにくい内容にして、少数派に届けばいい。私の体験に共感してくれたり興味を持ってくれるであろう人はきっとマジョリティではない。と、思う。

 

私(「運気アップ」とか「これだけで望みがなんでも叶います」みたいな方向性のスピリチュアルの本は多いけど、そもそも私にはその分野はわからないしなあ)

 

ラフマド「仮に分母が少なかろうとも、分子をより多く見つけて集めることが出来ればいいのです。むしろそれこそが本質でしょう?想定される需要にいかにピンポイントで届けるかを考える……、

 

____ああ、美しいっ!これぞ無限の定理の美学っっ!!

 

なんだこいつ、テンションいきなりガン上げ??

 

私「あと、私自身のキャパの問題もあるもんね。一人で印刷業者に発注して一人で発送処理するんだから、注文数多すぎても回らなくなる。取らぬ狸の皮算用って感じだけどさ」

 

 

 

 

同人誌②『高次の存在と世界に関する一考察』

2冊目は高次の世界や宇宙の法則の考察本。

 

 

内容はものすごく真面目だけど、自分の性格がギャグを挟まないと死んじゃう病(関西の血が騒ぐ)なので、挿絵や図が多いし私と高次とでボケとツッコミのようなやりとりも多い

 

私「内容は結構濃いはず。今までのブログやnoteを編集しなおした内容だけど、入れたい話を好き勝手に入れたら200ページ超えたのは笑った。

 

多分、一気読みしたら情報過多で気分悪くなると思うから、気が向いた時にちょっとずつ読む感じの本だと思う」

 

まあ、その分少しでも読みやすくするために頑張って図を入れたり、全体がほとんどセリフ調にしてなんとか緩和させてるんですけどね…

 

私「内容が多いので初めて私のことを知る方にはちょっと手を出しにくいかもなあ。今まで交流があったりいつも見てくださる方向けだと思う」

 

ラフマド「ふむ。では今のを踏まえて、あなたがこのブログの最初に言ったことを思い出してみましょうか」

 

 

 

 

 

私『100部売れたら嬉しい』

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

私の今の話では、

・自分と同じような人(少数派)

・スピリチュアルに興味のある人

・自分をすでに知っている人

 

この条件を満たす人が想定顧客ということになります。

 

私(私のフォロワーさんの人数、700 人なんだよな…100部ってことは…な、7人に一人!?

※同人誌は2冊あるので、それぞれ100冊だと合計で200冊っすよ…ヒィ

 

 

 

 

 

____流石に無理じゃん??

 

 

 

 

 

 

 

 

ビジネス「はいはい、無理でしょうね。少なくとも今のあんたにはね。過去の失敗を思い出しなさい」

 

私「ふ、ふえ…?」

 

 

過去の失敗、と言われて思いつくのはこれしかありませんでした。

 

 

顧客目線を優先させた結果自分のしたいことができなくて病んだ経験』

 

 

ビジネス「考えるべきは商品を欲しがる人だけじゃないわ、あんたが誰に何を売りたいのかも掘り下げるのよ!利他と利己はセット!」

 

私「はいいいい」

 

 

 

ねえ、私はこの同人誌で何がしたいの?

 

 

 

ビジネス「価値を提供することで、あんたは何を叶えたいの?」

 

 

 

 

えーーーこれを考えるには、『そもそも私がなんでこんな霊視だとかスピリチュアルを仕事にしているのか』ここを明らかにしなければなりません。

 

エッセイ漫画でも描いてるんですが、あれだけ嫌だ嫌だと抵抗したくせになんで結局この仕事をしてるのか?

 

別に霊的な能力を使うことで人助けがしたいわけではないです。まあ、結果的に人助けになるならそれはそれで良いね〜くらいのものです。

 

なんだかんだでスピリチュアル的な仕事をしている理由は、率直に言えば自分の健康のためです。この仕事をすることで私は健康を維持できる。それはなぜか?

 

____ここが私が本当にしたいことです。

 

私「私は、過去の自分を救いたいんだよな。過去の私は、霊障とか霊感体質がどういうものなのかを全然知らなかったし、受け入れられなかった。だからずっと苦しんでたわけで。

 

もしこういう世界のことを知る機会があったり教えてくれる人がいたら、もっと違ってたと思う。

だから過去の自分に対して『救いをくれる人がいなかったから、自分がなったよ』って言えればいい。

 

その手段が、昔の自分みたいに霊障や霊感体質で今悩んでるほかの人に対して、実は同じような人が他にもいるって知ってもらうこと」

 

そうやって自己実現することで、結果的に自分の過去の苦しみから解放されて健康になる、という仕組みなんです。

 

つまりこれは自己満足。そしてその過程でもし人助けができてたらラッキー、という感じのもの。

 

誰かのためになりたいだなんてそんな高尚な動機などなく、ただただ私は自分が救われたいだけです。

 

でもここで止まっていてはビジネスとは言えません。今学んでいるのは風の時代のビジネス、マーケティング、つまり仕事です。

 

ラフマド「動機はそれでも構いません。しかしここはビジネスの場です。人(自分含む)と社会のために働く場です。利己と利他を両立させなさい」

 

 

 

 

利己と利他の両立

 

ビジネス「その動機と自分の行動の指針を紐づけて。あなたはその動機のために、誰にどんな価値を提供するの?」

 

かつての私みたいな人に、「自分の認識を受け入れても発狂しない、その先にも人生はあった、自我を失って死ぬことはなかった」と事例を見せること。

 

もちろん、苦しみの渦中にいる人に届くかどうかはわかりません。

でもすぐに当事者本人に届かなくても、当事者の隣で同じような事例を探している家族や友人、恋人、知り合いに届けば、バトン渡しになって最終的に届く可能性がある。

 

そして大事なこと。当事者は自覚なく当事者であることが多い。

 

 

 

 

____利己と利他を両立できるとしたら、きっとここだと思いました。

他者に対して価値を提供する、…と言いつつ実は自分も救われる。一石二鳥っ!

 

ビジネス「そうね。そのための手段として、その同人誌があるわけね」

 

私「確かに、よく考えてみたらそうだね。それじゃあ『100部売りたい』はちょっと正確な表現じゃないかも。

 

100冊分、誰かが気づくきっかけになる可能性の種を蒔きたい、だね」

 

ラフマド「よろしい。だいぶ風の時代らしい意識になってきましたねえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

___大丈夫!全然売れなくて上手くいかなくっても、それはそれで「ダメだったよぴえん」の反省会になるだけだから!

頭の中洗いざらい晒してるけどぜぜぜ全然怖くないよ!
え、震えてる?武者震いだよ!!!!!!!!!

 

 

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商品紹介

うっかりスピリチュアル的な感覚が発現してしまったイラストレーターによる、高次の存在との対話型エッセイ漫画です。   登場するのは人間(私)と他はほぼ霊体やエネルギー体たちです。   これまでSNSやブログに掲載したエッセイ漫画を加筆修正、清書したもののまとめです。 書き下ろしの内容をどんどこ入れてたら全体が82ペー…

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商品紹介

高次の存在とうっかり繋がってしまった人間が脳内会話で世界について教わりつつ、目に見えない世界の摂理を考察しています。 高次のものから聞いた話や真面目な話を、対話式でテンポよくコミカルに書いてます。 ブログやnoteで書いたものの加筆修正、リライト版です。より分かりやすくなってるはず。   ※完全な憑依で脳に情報を下した…

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