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高次のものによく言われてたこと「自覚せい!」【修行一年目の思い出】

本格的に意識して高次と関わるようになって一年目、ことあるごとに言われたのがこれでした。

 

「自覚せい」

 

何を、っていうと「自分がすでに高次を認識してるってことを自覚しろ」という話です。

 

高次を認識できていても、今度は自分を信じられない

 

これは人それぞれだとは思うんですが、私の場合は特に高次と繋がっても自覚がない時の方が多かったんですよね。

 

あまりにも普段の感覚と地続きで。地味すぎて。

ただの空想じゃん、みたいな。

これが繋がってる、なんてことになるのか?と結構長い間ずっと疑念を持ってました。

 

ただの空想の延長。

妄想癖。

ごっこ遊びや自作自演。

 

そう、びっくりするほど地味なんですよ……

脳内にいきなり電撃が走ってぴしゃああああん!私は神だ……!…的な声が響き渡ることもなく。

普通にスルーしちゃうくらい、目立たなくて地味なんです。事実、数年間ずっとスルーしてきましたし。

なにも超常的なポルターガイストとか起こんないんです。

 

自分の思考の延長線上に存在しているから。

 

でもこれ、意識的に高次とやりとりしてる人間にとってはあんまりいい状態ではなくて、「肉体を持って人間として生きる自分」と「その他」の境界線を引けてないってことなんですよね。「自分の意思」と「高次の意思」の区別ができてない。そのせいで、高次のものの思考と自分の思考の境界線がわからなくて丸ごと全て自分の創作のようにしか見えない、と感じる。

 

個人によって程度に差はあっても、人間はそうやって自分の思考と高次の思考が混ざった状態で生活しているのが普通です。

 

むしろ高次は「いかにそれが高次的な導きであると気づかせずに自然と導いていくか」……ここをものすごく重視してることってとても多いんです。気づかせない。わからせない。黒子に徹する。

 

ただ、人間側が高次を意識して生活する必要が出てくると、今度は区別できるようにならないといけないんですよねえ。

 

なぜかというと、自分の意思=高次の意思、になるのがとっても危ないからです。

 

 

高次を認識しつつ、人間であることを保つ

 

人間は、自分の人生を生きるためにわざわざ肉体を持って生まれてきています。

 

人間目線だと自分が人間であるなんて当たり前のことなんですが、高次目線だと「わざわざ!高い倍率を通ってわーざーわーざー人間になってるのに、せっかく人間なのに高次の感覚に戻りすぎるなんて勿体ない」。

 

折角映画館で映画見てるのにふと「あ、明日の仕事朝番だから早く起きなきゃ」とか思い出してたら勿体ないじゃん?なんのために映画館にまで来て映画見てるんだよ、映画の中身に集中しろよ!!って。

 

人間は人間として生きてこそ意味がある。
高次の感覚に自分が寄りすぎると、本来の生きる目的がなくなってしまうわけで。

 

だからどんなに高次の視点を知って、高次的な感覚を知ったとしても、必ず人間の感覚に立ち返らないといけない。

 

 

 

 

____あと、純粋に自分の意思と高次の意思を同一視するって、やばくない??

この本能的な「やばくない?」の感覚は必須だと思ってます。
きっとここを混同すると一気にカルト宗教の世界観に突入しちゃうんだろなあ……

 

だから「高次と繋がっていることを自覚する」はすなわち「人間としての自分の意志を自覚する」ことでもある。相対的に。

 

そこの線引きしろよ?できてるか?おい?

というのを、一年かけてみっちり叩き込まれました。

 

大事なことは、耳タコになるほど聞かされる

 

ハイヤー姉「一体何度言ったことであろうなあ、自覚せいと」

 

はい、何度も何度も、繰り返し繰り返し叱られました。そしてハイヤー姉さんに限らず、私と関わるすべての霊体、存在たちにも繰り返し言われました。

 

ええ、もううんざりするほど同じ話を、何回も。

しかしそうでもしないとしっかり身に付かなかったんですよね。

 

月1ペースで来る「最近高次のものと繋がってない気がする」

 

定期的に「ええん、最近高次と繋がってなくて寂しい!」ってしょぼくれてた時期がありました。

月に一回くらいのペースで。

 

ちなみにこの「最近繋がってなくて寂しい」の感覚は、高次に依存してる状態の時に感じやすいです。

 

 

……。

 

 

繋がらなくて寂しい、じゃないのよ!

繋がりすぎて高次側が「やっべ、このままだとこいつ我々に依存する!」って危機感を持って遮断した結果なのよ。

 

ということも、自力で気づくまで種明かしはされませんでした。

 

 

 

み「チッ、こいつまだ疑ってやがる。自覚せい、おい」

 

みーちゃんにはいつも舌打ちと一緒に「自覚せい」を言われていました。

これも「自分の感覚を知りなさい」という意味での「自覚」。

 

うちの高次のものは詳しい解説は滅多にしてくれないのですが、いつも「自覚せい」のような一言をキーフレーズにして伝えてくるのが特徴的でした。

 

ただ、このキーフレーズも最初は一体どういう意味でどういうニュアンスで言ってるのか

だから言われ始めた当初は「はい?自覚って、何を?」って感じでした。

 

まあ、向こうとしても詳しくいうとネタバレになるから言えないんだろうけども。

 

自、覚醒?

 

私が認識する高次から、そりゃもう繰り返し繰り返し「自覚せい」を言われ続けてはや一年

 

そういえば、スピリチュアルの一般用語で「覚醒」ってあるよね。私個人としてはあんまりピンとこないというか、結局覚醒ってなんなんだ?って感じなのですが……

 

きっと私はわかりやすい形で「覚醒した!ピピーン!」ってなるタイプの人間じゃないからだろうな、と思います。

むしろ今まで感じてきたことを「実はそれ、繋がってたってことだったんだよ!」と気づいていく作業って言った方が近いような。

 

目覚める、覚醒…____うーーん胡散臭い。

 

そう思ってましたが、そういえばうちのハイヤー姉さんもみーちゃんも、二人揃って必ず「自覚せい」と言っていたことが引っかかりました。

 

なぜなら、ハイヤー姉さんには「古風な姫っぽい口調で話してくれ」みーちゃんには「俺様タイプな感じで話してくれ」と頼んであるからです。
(※口調と声色をこちらで指定しないとマジで脳内の言葉が誰のものかがわからなくなるため)

 

きっと古風な姫っぽい言い方にするなら「自覚せよ」「自覚するのじゃ」とかになるのでは?

 

自覚せい…、じかくせい……、

 

 

…、

 

 

ハッ!

『自(ら)覚醒』と『自覚せい(命令形)』のダブルミーニング!?

 

 

 

あるんですよねえ……高次からのメッセージで特に言語を使う場合。

 

こんな感じで短い言葉に多重に意味を含ませて、人間側の成長段階に合わせて「実は他にもこういう意味があるよん」と小出しに解釈を増やしていく手法があるんですよ。

 

いかに少ない文字数で多くを伝えるか?みたいなところに美学を感じるそうです。

___受け取り手目線だと大変めんどくさい。

 

だから高次からのメッセージって、時間をかけないと解読できないんですよね。時間の経過とともに新たに判明する意味合いとか出てくるから。

 

まさか「自覚せい!」って命令形で言われてたと思ってたのが「自覚醒」だったとか…気づかねえよ…

 

ちなみに私の場合は大抵言葉でのメッセージはひらがなで、漢字に直してるのは私です。

なので変換ミスがあったらそれは私の解釈力不足ってことなので…

 

 

本格的に修行を始めた一年目って、毎日こんな感じだったなあって思い出しました。

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うっかりスピリチュアル的な感覚が発現してしまったイラストレーターによる、高次の存在との対話型エッセイ漫画です。   登場するのは人間(私)と他はほぼ霊体やエネルギー体たちです。   これまでSNSやブログに掲載したエッセイ漫画を加筆修正、清書したもののまとめです。 書き下ろしの内容をどんどこ入れてたら全体が82ペー…

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