箱白

『人生逆転』?自己投資の沼から抜けられない【霊視ご相談あるある】

『何をしても身にならなくて、失敗ばっかりなんです。今度こそ!と思って高額なセミナーに行くんですけど、なんか……』

 

___というご相談を度々受けることがあるのですが、守護さん側からの回答あるあるをご紹介しようと思います。

 

守護さんの第一声、

 

守護「君、ほんとギャンブラーみたいなことしたがるよね……」

 

 

【この記事に当てはまりそうな方の特徴】

 

高額な講座を受けたが、いまいち自分のスキルになった気がしない

・「3ヶ月で〇〇の資格を取れます」のフレーズに惹かれる

・理想の自分がなんとなくある

・現実逃避に時間とお金をかけてしまう

・ある程度のリスクをかけるのは必要だと思う

・努力を続けるのが苦手

・現時点での生活費がカツカツOR借金をしたことがある

・もうこれ以上失敗はできない、後がない、という焦りが強い

 

 

それは投資じゃない、ただの賭けだ

 

守護「自己投資ってどういう条件を満たせば投資と言えると思う?」

 

私「え、か、かけたコストを回収できること…?自分がスキルアップできること…?」

 

守護「そうだね。でも投資ってコストを回収するまでにタイムラグがあるものだよね?」

 

私「そうだね。それは株式とかそういう投資でもそうだよね」

 

守護「じゃあ回収できるまでは出費だね。マイナスだから」

 

私「ぎゃあああああああ痛いこと言ううううう!!!」

 

自己投資をしても全然身にならない!失敗ばかり……という方に、守護さんはよくこういう言い方をするんですよね。

 

「それは投資じゃない、ギャンブルしてるだけだ」と。

 

 

 

損切りという救済

 

自己投資をするとき必ずと言っていいほどぶち当たる壁____それはコストをかけた割に成果が実らなかった、という未来に至ること。

 

投資とは未来が見えない人間ならではの発想と仕組み。未来がわからない以上、当然リスクを伴います。問題はそのリスクとどう向き合うか、という部分です。

 

守護「これはもう見込みがないと思ったら勇気を出してやめる。撤退する勇気も必要なんだよ」

 

『損した状態で撤退してしまったら、じゃあどこでその損を修復するの!?』___そういう思いこそ、自己投資の沼にハマる仕組みなんですよね。そして自己投資を促す広告や宣伝媒体は『今度こそ』『人生逆転』『これでダメなら諦めて!誰でもできる〇〇』を謳う。

 

まるで、人生そのものでカジノをしている状態です。

 

守護「撤退とはすなわち、そのカジノから出ること。勝負を降りること。敗北を認めてもう一度何もないところから立て直すこと」

 

私「えぐい……」

 

守護「これを手放したら何も残らない、むしろ損しか残らないって人間は怖がるけどね。でも今いる世界線にずっとこのままとどまり続けることと比べたらはるかにマシなんだよ。だから私たちは、なんとしてでも今いる世界線を見限ってもらえるように立ち回るよ

 

 

損切りとは、救済。

これ以上同じ世界線にとどまって同じ苦しみをループしないための、自己救済なのだそうです。

 

私「でも人間目線だとさ?損切りした後ってものすごい空虚感というか、喪失感がすごいからまともな感覚じゃいられないと思うけど……」

 

守護「懲りてくれれば良いんだけどな。自分が欲しいものは実はお金だけじゃ手に入らないんだよってことを気づいて欲しいんだけどな」

 

損切りした直後は正直、まともな精神状態ではいられないものなので何か新しいことを始めるのはオススメしません。一旦、何もしない。___焦る気持ちはわかりますが、損切り直後は下手に動かない方が守護さん視点では正常な道に軌道修正しやすいそうです。

 

 

 

頭で理解していても、心が追いつかない

 

守護「一方で、講座や先生に良い意味で期待してない人はうまくいくよ」

 

私「?」

 

【自己投資で本質的にプラスになる人の特徴】

 

・講座はあくまで自分にとっての補助、と割り切っている

・「ま、肝心なとことは自力でやるし」マインド

・その場で出会った人と必要以上に仲良くならない(その場限りにとどめる)

・いつまでに卒業する、とはっきり期間を決めている(期間が過ぎたらどんな結果でもやめる)

・支払ったお金が回収できなくても生活に困らない(余剰のお金でやってる)

・学んだことを自分の生活の場で活かす視点を持っている(仕事やお金に繋げることに執着しない)

・理想の自分は現時点の自分の成長した後の姿である、と認識している

・自分との約束を破らない

 

 

守護「あくまで自分軸でいる(もしくはそうしようと意識できている)ことが大前提なんだよね。乗り物みたいに、乗車券買って席に座ればあとは目的地まで連れて行ってもらえます、みたいなものではないんだよ」

 

____そんなこと言われなくたってわかってる。わかっている人がほとんどでしょう。

 

ただ、頭で理解していても、実際の自分がそれをきちんと踏まえて行動できているかというと……実はそこに落とし穴があったりするものです。

 

守護「頭で理解してることと、気持ちが追いつかないこと。その差を埋めるためには、やっぱりリアルな経験が必要なんだよね。だから人間はいろんな失敗から学ぶんだ」

 

 

 

 

…ただ。

 

ただ、ね?

 

 

 

 

 

守護「ただ、流石にこれ以上はマジで人生詰むだろ!!って時は、全力で止めるよ!?見守ってる場合じゃないからね!?」

 

 

守護霊が全力で止める時は、体調面または物理的な状況の変化で自己投資の活動がこれ以上続けられません!不可能!って感じになるよう仕向けるそうです。

 

私「でもそれだと、人間目線だと消化不良で終わった感じになるよね。ほんとならもっと私はできたのに!ってなる」

 

守護「うーん。そういう時は薄々心のどこかで『もうやめた方がいいんじゃないか』って察している場合の方がほとんどだから、そこで『ああ、ここで強制的にでも良くない流れを食い止めることができてよかった』って思ってもらえればいいんだけど」

 

私「いやいや、人間の執着舐めるな?あとちょっとでうまくいったのに!って絶対思うよ、そういう時って

 

守護「それを思う限り、ああまだこの子には経験が足りないんだな、ってこっちは理解するしかないんだよなあ」

 

一度目の失敗では精神的に大ダメージを負いますが、何回も繰り返すと次第に慣れてきて「またか」になる。その「またか」がやがて「もうこのパターン、飽きた」になる。さらに「飽きた」が「流石にもういいよ……もうやめる」になる。

 

守護「本当はそんなに長期的に同じことを繰り返させるのは嫌だよ、こっちも…でも、頭で理解できていても心で理解できないなら、こちらは待つしかないんだよね。本人が自分の問題に気づくのを

 

ちなみに、ノーヒントで自分の中の問題と向き合えとは守護側も要求していません。大抵、自分にとって最も目を逸らしたい問題(気づいてても後まわしにしてる問題)にヒントがあることが多いです。そして、そこに気づいて〜〜〜と言わんばかりにさまざまな問題が目の前の現実的な出来事としてすでに来ているはず

 

 

 

 

(あ、思い当たる節あります?とりあえずそこを向き合うとっかかりにしてみてはいかがでしょうか)

 

 

 

 

「こんなにお金を払ったんだから、うまくいくはず」?

 

さて、何十万、何百万……お金を投入してしまう人は一見お金に対して感覚が麻痺しているように見えますが、守護さん目線ではどうなのでしょう?

 

守護「麻痺…ね。意外と金銭感覚は麻痺してないこともあるよ。どちらかというとお金への過剰な信頼の方が問題かな」

 

お金は大事。そんなん誰に言われなくてもわかっているのです。逆、逆。

 

『それほど大事なものを差し出せば、それ相応の対価を得られるはず』大事なものを差し出さないと、大事なものは得られない。そういう感じ。

 

守護「これだと、一度失敗してもかけるお金が少なかったって解釈しちゃうの。ほら、あるでしょ?10万円の講座よりも100万円の講座の方が絶対すごいこと教えてくれるはず!って思う気持ち

 

___裏を返せば『安かろう悪かろう』。自己投資に失敗したのは、講座が安いコースで質が悪かったからだ。そう思っちゃう。

 

 

エネルギー変換の極意

 

守護「お金って結局エネルギーなんだけどさ、お金から直接変換できる別の価値ってなんだと思う?」

 

私「え…?」

 

守護「買い物に例えて考えればわかりやすいよ」

 

例えば、美容室に行くとき。

最初に「こんな髪型にしてください」と美容師さんに頼みますよね。

で、良い感じに切ってもらって、良い感じにセットしてもらう。よしよし。いい感じ。

 

でも、夜にお風呂入って髪洗って寝て、次の日鏡の前に立ったら?

 

セットされていたはずの髪は、寝癖だらけのボサボサになっています。

 

どんなに腕の良い美容師さんでも、次の日の髪型まではコントロールできません。

できるのは、髪質改善とか髪の長さとかカラーとかまで。

 

つまり、自分がなりたい姿になるための環境とチャンスを整えるところまで

 

守護「つまり、お金で直接変換できる価値は環境とチャンスまでなんだよね」

 

私「あーー…思い当たる節、ある。結局、毎日自分がセットしたい髪型にするにはどうすれば良いのかを美容師さんに自分から聞いて、そしたらセットの方法とか毎日のケアの方法を教えてもらえたよ。ドライヤーの使い方とかね。その上で、実際にそのケアをして、髪をセットする方法を練習して始めて上手にできるようになった」

 

守護「それって、お金を払って知識を得るチャンスまでは得ているけど、そこからは自分で聞き出して、それを持ち帰って自宅で練習、っていう工程を踏んでるよね?そこで始めて身になるんだよ」

 

ここの工程はぶっちゃけ、お金をかけてもどうにもならない。

そりゃ、毎朝髪をセットしてくれる人を雇うお金があれば良いけど、そもそもそれは自己投資ではなくサービスをその都度購入しているだけなんですよね。

 

 

守護「なりたい姿があって自己投資するんでしょ?なら、お客様気分は捨てなきゃね」

 

私「耳が痛い」

 

 

特に今の時代は、物質社会から精神性社会に切り替わっていく時期。

お金では変換できない価値に重きが置かれる時代です。

 

自分が欲しいものの表面じゃなくて、本質を、見てね。ね。

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