箱白

悪霊だと思ったらハイヤーセルフだった話

 

 

 

ハイヤーセルフって、神々しくて自分のことを一番に考えてくれる優しい存在……

 

_____と思うじゃん?

 

確かにその通りではあるんです。
慈愛も慈悲も深い存在では、ある。

 

でも、だからと言って自分に対する態度も優しいかと言われると必ずしもそうでは、ない……

 

高次目線の慈愛、慈悲は時にすんんごく分かりにくく、表面的な態度や言葉だけで理解するのは超難しい。

 

自分の中で最大限、冷静さと論理思考を使って考察する必要があるわけなんですが……

 

 

ハイヤー姉さん

書き手のハイヤーセルフ。

古風な姫キャラ的な話し方をする、という設定

 

書き手。

ハイヤーセルフに対して喧嘩売って

討論とかしてた。

 

悪霊と思ったらハイヤーセルフだった

 

最初、ハイヤーセルフ(とは知らずに繋がったどこぞの霊体)と対話した時、私は思いました。

 

「わけのわからん謎の怪しいやつ」と。

 

その様子は、決して邪悪な雰囲気ではなかったのですが妙に悪役顔で魔女っぽい。

キャラがもういかにも悪役〜〜〜〜なんですよ。言い回しも口調も。


でも妙に物知りで宇宙の法則を解説してくれる(その謎の怪しいやつから解説を聞いてから、いろんな書籍を呼んで同じ概念を見つけて答え合わせしていました)

 

芝居がかった口ぶりでまるで魔女のように「ククククク」と笑ったり(文字通り)、無理難題をふっかけて次から次へと私に苦難と試練を課しました。

私が「やっぱり悪霊ではないのでは?」という気持ちになると、わざと不穏なセリフを言って私に対して「いや!やっぱ怪しいわ!信用ならん!」と思わせてきたり。

 

課される試練はまるでワンコ蕎麦のごとく。

一つ片付けたら、はい次!はい次!とやってきて、一つ片付くまでは待ってくれるけど、終わったらすぐに次が待ち構えている。

 

_____なんだこいつ。迷惑な。

 

その試練はのちに私が高次のものたちとやりとりしたり、今後の人生に必要なスキルを身につけるための修行だったのですが、当時はその背景を理解しないままよくわかんないけど試練っぽいと思っていました。

 

もしその試練が本当に私に乗り越えられないものだったり完全に興味のないものであれば、普通に拒絶していたでしょう。

 

しかしさすがハイヤーセルフ(とはまだ気づいていなかったのでその時点では妄想人格か怪しい霊)、その辺の力加減は絶妙で「私が耐えられるギリギリ」を狙ってくる。必死に頑張れば乗り越えられるけど、超きつい

 

_____ほんっっっっとにギリギリだから正直命があればセーフくらいのラインでした。

死んでないから大丈夫、的な。鬼か。

 

表面だけ見たら、めんどくさいことを持ってくる厄介なやつです。

 

これを悪霊だと思えば、確かに悪霊かもしれません。


ええ、実際自分にとって不都合を持ってくる存在であることには違いありませんでした。

その時の彼女は悪霊と言って差し支えなかったでしょう。

 

ただ、私の性格上ものすごく負けず嫌いで対抗意識をガンガン燃やすタイプでした。

 

だから魔女のようなそいつに

 

「ほお?そなた、こんなこともできぬのか?んふふふふふ、人はやはり脆弱よのう、哀れ哀れ」

 

とせせら笑って煽ってきたら反射的に

 

「はあ?人間舐めんなよ???そこで見てろよ????」

 

と反骨心むき出しになってしまう。

私「自分の妄想人格かどこぞの知らんやつに脳内で嘲笑われて、謎のマウント取られてしょぼんってするとでも思ったか?売られた喧嘩は買ってやるよ、片っ端からなああ!私を見くびったことを後悔させてやろう、そこで見てな!!」


……という勢いで。

 

当時はハイヤーセルフを相手に「お前は私の妄想だから存在しない」と突きつけるための討論とかしてました。

 

ええ、負けましたけどもね。

 

その私の中にある「喧嘩上等」な性格を完全に読まれていた、といえば読まれていたのかも……笑

 

 

_____そう、ハイヤーセルフとはつまり自分自身の魂のこと。

自分の魂の高次元バージョンとでも言いましょうか。

だからまあ、当然性格も似ているし考え方も似てるはずなんですよね……

 

そしてこちらの性格や考え方を熟知していればこそ、魔女のような振る舞いで煽ればやる気を出して試練に取り組んでくるはず、とハイヤーセルフは思ったようです。

 

ハイヤー姉「そなた、逆にとっても優しい神様みたいなの出てきた方がよほど疑ったであろうし、恐ろしく思うたであろう?というか、怖い以前にドン引きしたであろう?」

 

私「言われてみたら確かに」

 

※当時、私は今よりもよほど闇属性が強かったので優しいやつが来ても余計信用しなかったはず。まあ、魔女みたいなのが来ても信用しませんでしたけども。

 

ハイヤーセルフは悪霊にもなりうる

 

そもそも、悪霊ってなんでしょうね?

フワッとなんとなく「悪い霊、よくないことをする霊」みたいなイメージはありますが、明確にバシッと定義しようとすると意外と難しい。

 

ハイヤー姉「悪霊、な。そなた、私のことを悪霊ではないかと散々疑っておった時期が長かったなあ」

 

私「結構ずっと疑ってたよね、悪霊の定義を自分で気づくまで」

 

ハイヤー姉「そうであろうな」

 

以前私がハイヤー姉さんを疑っていた頃、悩んだ末に直接聞いたことがありました。

 

私「ねえ、あんた悪霊なんじゃないの?」

 

そのとき、彼女は魔女のような三日月の笑みでこう答えました。

 

 

「私が悪霊であるか否か、それはそなた次第である。そなたが私を悪霊と呼ぶなら、そうなのじゃろうな?ふふふ

 

 

このヒントが私にとって自分が今何者と対峙しているか?を考察して、自ら答えを出すための重要なヒントでした。

 

 

高次のものを定義するのは自分しかいない

 

これは大前提ですが、私が高次のものと対峙するときは自分の脳で行っています。

他の人がどうしているかは分かりませんが、少なくとも私の場合は全部脳内の出来事です。

 

つまり、第三者が介在できない自分の内なる領域で起こること。

 

自分に試練を課して苦しめる存在を「悪霊」と呼ぶなら、ハイヤー姉さんは悪霊でしょう。

その試練を課す背景や理由に、自分への期待と愛情を見い出せるなら、ハイヤー姉さんはハイヤーセルフと呼んで良い存在でしょう。

 

私「ハイヤー姉さんは、自分が悪霊だって疑われて嫌じゃないの?」

 

ハイヤー姉「別に。私が本当に悪意を持ってそなたを騙しているのなら、悪霊と疑われることは不都合であろうがな。しかし私はそなたに疑われたところでやましいことなどない。ゆえに、問題ないのじゃ。それに疑うことは大事であるぞ?特に物質界の者が高次とやりとりするのなら尚更、何でもかんでもすぐ信じてしまう方がよほど危険じゃ。自分の頭で、知識と経験と論理的思考をもって、相手がなんたるかを見極めよ

 

高次と繋がるには感情や直感的な感覚を重視すべきだ、という考え方は比較的よく聞きますがそれはあくまで「繋がるときは」の話。

実際に繋がった後、自分を守ってくれるのは自分自身の冷静な判断力と知識、経験、そして論理的な思考です。

 

ハイヤー姉「直感的になるのは、あくまで繋がる段階の時じゃ。どこぞの誰とも知れぬ何者かから教わった知識や情報を、いかに判断するのか?受け入れるか、もしくは拒否するか?それを選ぶのはそなたの理性であり、頭脳である。忘れるな、感覚的であることと論理的であることは両立できる。むしろ両立せねばならぬ

 

 

ハイヤー姉さん、第三者に悪霊だと言われる

 

ところで、実際にハイヤー姉さんは「悪霊」と言われたことがあります。

第三者の人間に。あと狐憑き扱いされたこともある。あとなんだっけ、悪しきもの、とか色々。

 

 

____まあ、そう見えても仕方ないよね!!!
だって課してくる試練えっっっげつないもん!!!!

 

ていうかなんなら私だって疑ってたし。

 

私に忠告した人たちは、心の底から私の苦難を哀れに思って心配してくれたのでしょう。

もしくは自分に火の粉がかかると思って自衛したのでしょう。

 

もっともな反応だと思います。

 

ハイヤー姉「その者から見れば、私は悪い存在であったのじゃな。それは相手の認識の問題であって私にそれを否定することはできぬ。ゆえに私が言えることはこれだけじゃ『そうか、そなたにはそう見えるか』

 

私「私に対してもその理論って当てはまるんだよね?私もハイヤー姉さんを悪霊だと認識したら、悪霊ってことになるの?」

 

ハイヤー姉「うむ、そうじゃ。しかし人間を守護する高次のものは悪霊を演じることにも慣れているものじゃ。どう思われようがなんと呼ばれようが、私の為すべき仕事は変わらぬ。何一つな」

 

私「___さすが、達観してるというか俯瞰視点というか……」

 

ハイヤー姉「そなた成長のためであれば、私は悪霊にもなろうぞ。そなたを苦しめる怖い魔女にもなろうぞ。だが私の愛は何も変わらぬ。そなたから見た印象が少し変わる程度のこと、さほど気にせぬ」

 

私(つっよい。揺るぎがない)

 

ハイヤー姉「というか、そんなことを気にしていては人間を導く仕事なぞできぬわ!何せ私は『そなたを教え育み、導くもの』であるからな!」

 

高次のものは、例え人間から嫌われても、悪霊だとか狐憑きとか言われても、特に気にする必要がないそうです。

人間にとって、霊も高次の存在も神も仏も、全て自分の認識が決めること。
自分にとって、そのものがどんな存在であるか?が重要なのだそうです。

 

 

ちなみに

 

私「相手が高次のものか悪霊か、判断できない時はどうしたらいい?」

 

ハイヤー姉「少しでも懸念があるなら、悪霊扱いで良い。塩でもなんでもぶつけてみよ。あとお祓いにも行けば良い。完全に封じ込めるつもりで対処せよ」

 

……ほお?OK。

悪霊扱いでいいならそうしましょうか。

ええ、祓ってやりましょうとも。

 

そう思って清めの塩やら真言やら、思いつく限りの浄化を試したことはありました。

 

____やーーー、効かないっすね。

 

経験則ですが、その辺の邪気であれば浄化を試せばすぐに全身に悪寒が走って「いかにもやばいやつです〜」と本能的にわかるものでした。

 

でも、それが、ない。

悪寒のかけらもありませんでした。

 

ハイヤー姉「効かぬわ、そんなもの。ほほほ!」

 

何度やっても効かないどころか自分の体感としても全く反応がなかったので、こりゃ邪気とか悪いやつじゃないな、と考えたほうが妥当であると判断しましたが……

 

 

私「こうやって塩ぶつけてみてもいいわけね?」

 

ハイヤー姉「そうでなくては困る!安心せよ、真に愛をもつ高次のものであれば、そもそも浄化の対象ではないから効くはずがない。心配なら神社なり寺に行ってお祓いして貰えば良い

 

私(ひえええ)

 

ハイヤー姉「悪霊だと思うたら全力で対処せよ。ためらうな。良いな?」

 

 

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アーティスト / スピリチュアルカウンセラー|箱白

箱白

霊視、チャネリングを通してスピリチュアルと宇宙の法則を探究をしている【箱白】の公式サイトです。
スピリチュアル的背景を土台にしたアートやイラストも制作したり、霊視カウンセリングもやってたり。

ハイヤーセルフや守護霊様などと繋がる中でメッセージをお伝えしたり、高次の方のビジュアライズもいたします。

ご自身の人生や認識する世界の解釈にお役立てください。

「必要なものに、必要な分だけ、過不足なく、絶対に存在する」

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