ラフマド「えーこの度ですねっ、功徳ポイント経済圏、信仰ポイント経済圏についてのご説明を担当することとなりました。題しまして、おトクに徳ポでポイ活しよう!宇宙エネルギー経済を学んで、次世代型のハッピーライフ!」
私(さすがビジネスマン、宇宙人とはいえノリが完全にお客様にサービスを説明する営業担当だ……!)
おトクに徳ポでポイ活しよう!宇宙エネルギー経済を学んで、次世代型のハッピーライフ!
ラフマド商会とは
私「流石に当たり前みたいにいきなり宇宙人が出てくるのもアレだし、まずは簡単に自己紹介を頼みます」
ラフマド「そうでうね!まずは私どもの自己紹介でございます。私どもは「無限なす光の商人、宇宙貿易商ラフマド商会」。主に貿易や物流、人材派遣、エネルギー変換事業などをしております」
私「なんとなくだけど、Amazonのような物流プラス金融事業者のようなことをしてる商業組合____みたいな感じと理解してる」
ラフマド「営利目的の団体ではございますが、私どもの考える「利益」とは宇宙、いえ世界全体にとっての益をなすことでございます。金銭的価値に限らず、あらゆるエネルギーを扱っております。
また、私どもの前身はユダヤ系の商業組合でした。かつて地球にいたユダヤの商人は、我欲に目が眩み多く非難されたことこともございました。逆に『我欲ゆえに悪巧みをしている』と誤解されて非難され迫害を受けたことも多々ございました。
その過去と因果をふまえ、私どもの未熟さと認識を改めたうえで過去の業を清算し、みなさまに安心してお取引頂けるよう組織改革を行ったのが現在のラフマド商会でございます。
お取引の際には必ず、第三者として『情報と契約を司る独立機構』の立会人に契約内容の公平性を確認、提案していただく仕組みになっております。
お互いにwinwin!関わるもの全てがハッピー!これが私どもの活動の前提でございます。
そして現在、地球にお住まいの人類をはじめ霊体や各世界の神々にいたるまで、広く加盟店を募集しております。私どもの理念『無限の実践』の詳細につきましては、こちらの漫画をご参照くださいませ〜!」
※ラフマド商会の登場回収録のエッセイ漫画同人誌はこちら
https://whitecube1.official.ec/items/73116101
※登場回の漫画(note版)
https://note.com/white_cube_1_/n/ne8ab3fc48e33
ラフマド「では、本日は地球人類のみなさまにおすすめの、徳ポ経済圏について、ご説明いたします!」
宇宙にだって経済圏がある
ラフマド「まず、高次の世界にも地球のように経済圏が存在しております。そこからご説明いたしますね」
地球と同じように、宇宙人もお買い物をしたりなにかを交換したりします。自分に必要なものを得る、または他人にとって必要なものを提供する……価値の交換、という概念ですね。
さて、現在の人間社会は貨幣経済が主流のようですね。これは私どもの目線では「貨幣という物質を触媒にして、価値のエネルギーを乗せて価値の交換の際に使っている」と捉えております。物質の世界ならではの方法ですね。
しかし価値の交換、という広い意味では、やはり地球も「宇宙エネルギー経済圏」の一部、ということになります。ただ、肝心なのはこの「貨幣」が宇宙の外では使えない、ということです。
イメージとしましては、物質的な貨幣とは地元の商店街でのみ使える商品券、に近い存在です。自国の貨幣が外国では使えないのと似ていますね。人間が地元(地球)でお買い物をする分には便利ですが、高次のものとやりとりするには、少しややこしいのです。
では、宇宙共通で使える「お金」のようなものはどんなものなのか?それが功徳ポイント、略して徳ポなのです!
功徳ポイントとは
ラフマド「さまざまな宗教で『功徳を積もう』『天に宝を積もう』といった勧めや教えがございますね。あれは、我々の目線、特にエネルギー経済の視点から見ると、主に徳ポの積み立てを意味します」
私「年金を積み立てたり老後資金を積み立てる、ああいう感じね」
ラフマド「ここでの積み立ては、主に死後、自分が天国に行くために使われる交通費に使われたり、死後の世界での生活に使われることが多かったようです。今までは功徳を「積む」、基本的に貯めておくのが主流の時代だったと思いますが、特に風の時代では「運用して社会に循環させる」ことをおすすめしております
徳ポを積み立てる際、積まれるのは「天」ですので、積むだけでは生きている間は使えません。しかし運用することで徳ポは死後に使うものではなく、生きているうちから使えるものになります。これが徳ポ経済圏の考え方です」
私「徳を運用する…?ちょっと斬新すぎてよくわからないんだけど…」
ラフマド「貨幣経済は貯めてばかりで流通させないとそもそも成り立ちませんが、それと似ているかもしれませんね。分かりやすく言いますと、情けは人のためならず。つまり何か良いことをすると巡り巡って自分のためになることです」
私「あーーつまりアレか、そのことわざは宇宙の徳ポ経済圏の仕組みに気づいた人間が作った、ってことね」
徳ポの仕組み
ラフマド「では、具体的な仕組みについてご説明いたしますね。徳ポは、主に2種類のエネルギーによって構成されています」
①感謝するエネルギー自分が他者に対して感謝するエネルギーです。誰かに親切にされたり、日々の当たり前なことに感謝をするとこのエネルギーが発生します。自分から発するエネルギーですね。ありがとう〜〜嬉しい、助かった〜と思うときのエネルギーです。
私「これは比較的わかりやすいかも。ありがたいなあって思うとほっこりするよね」
②感謝されるエネルギー他者から感謝されるときに受け取るエネルギーです。だれかに親切にしたときに言われる「ありがとう」でも良いですし、自分は全然意識してなかった行いでも「ありがとう」と言われることもあります。自分の行いに対してやりがいを実感すると発生するエネルギーのことでもあります。
私「こっちのエネルギーはあまり馴染みがない人もいるかも?感謝される(感謝を受け取る)エネルギーとやりがいや楽しさを感じるエネルギーって、実は本質的に同じなんだよね。ちょっとわかりにくいかも?」
ラフマド「感謝のエネルギーは受け取った実感がなくても感謝のエネルギーは守護のものが代わりに受け取っていてくれることもありますね」
相互の感謝のエネルギーを同時運用すると徳ポになる
私「この2種類のエネルギーを使うのね?」
ラフマド「はい。この2種類のエネルギー量が均衡を保った状態のとき「徳ポがうまく循環している」状態となります。大事なのは、絶対量ではなくバランスです。多かろうが少なかろうが、釣り合っていると良い状態になります」
私「ここが地球の常識と違うところなんだよね。人が儲けようとすると、自分が得るお金の絶対量を増やそうとするじゃん?」
ラフマド「大事なのは釣り合いが取れているかどうかなのです。この二つのエネルギーの均衡を保つと、徳ポは自動的に運用される仕組みになっております。ですので、徳ポの使用については意識しなくてok。逆に、この均衡が取れなくなると徳ポがうまく運用できていない状態になります」
私「仮に感謝のエネルギーとやりがいのエネルギーが10:10の人と100:50の人がいたら、10:10の人の方がバランスがれているから運用が上手、ってことになるの?」
ラフマド「その通りです。意識するのは感謝することと受け取るやりがいのバランス感です。このバランスが取れていれば、徳ポは自動的に運用されることになります」