箱白

ご先祖様、怒ってないよ!子孫残さなくてもいいじゃん【霊視ご相談あるある】

「私は結婚して子供を産むつもりはありません。そんな私にご先祖様は怒っていませんか?」

 

ご先祖様のことに関してです。

 

去年からかな。 ご先祖様に関するご質問をいただくことが多くなってきました。特にお盆とか、お彼岸あたりになると、そのご質問が結構増えるんですけれども、同じ内容のご質問に対して同じ内容の答えを、お伝えするっていうことが多いので、それをここでご紹介しようと思います。

ご相談内容は、少しずつ詳細の部分は違ってはいるんですけど大筋は皆さん同じです。我々は今、ご先祖様にとっての子孫として生きてます。そして事情があるなしに関わらず、結婚はしないとか子供は別に産まなくていいかな〜みたいな選択をする方が、日本全体でとても増えています。日本がすごい少子化になっているっていうのでもある通り。

 

結婚しない、または、結婚しても別に子供産まないよっていう選択肢を、取りやすい時代になってきています。

 

しかし依然として、特にベビーブームや子供はたくさんいた方がいいって価値観の中で生まれて育った方が、上の世代としていらっしゃるわけですよね。

そういう方から見ると「結婚しないとか子供を産まないとかっていうのは、ご先祖様に申し訳ない!」「血を繋がなければいけないんじゃないか」「苗字が下の世代に受け継がれなくて、このままうちの家は終わっちゃう!」この状態が悪いことのように感じるんですよね。

 

それでご先祖様が、すごく怒ってないかとか、悲しんでないかって心配してご相談を、いただくんです。

ご先祖様が守護としてついてる方であればご本人に聞くことはできるんですけど、ご先祖様は守護霊にはなってないよっていう方も多いので、相談者さんの守護さん視点から見たご先祖様の様子を拝見することになるのですが…

私、多分、これ以外の答えをお伝えしたことがないと思うんですけど、ご先祖の皆さん共通して、子孫を残すことをあまり気にしてないんですよね。

 

 

→むしろプレッシャーに感じさせて申し訳ない…

 

気にしてないどころか逆に「子孫を残さなきゃ」とか「名前を残さなきゃ」「家を継がなきゃ」って思って子孫が負担を感じていることに対して、ものすごく申し訳なさを感じてるご先祖様が多いみたいです。

 

これは今の時代の特徴でもあります。今までの時代か生めよ増やせよっていうか、発展させよう、繁栄させようっていう社会の風潮が強かった。日本っていう国を活性化させよう、もっと盛り立てようっていう流れがありました。

 

ただ、もちろん何事も中養が大事。実際にその時代を経てみたら、高次目線からするとちょっとやりすぎた感があったんですよね。勢いつけすぎたよねっていう…

 

生めよ増やせよが賞賛されるのって、物質的な豊かさを求める 時代の特徴でもあります。しかしこれからは物質的な豊かさじゃなくて、精神的な豊かさを追求する時代に移り変わっています。そのため時代的にも子孫を残すことを良しとするとか、 家の名前を残すことを良しとする価値観がだいぶマイルドになってきてるみたいなんですよね。

これからは、どちらかというと家を発展させるというよりかは、社会全体でハッピーな人が増えればそれでいいよねっていうような感じになってくるんです。

 

お子さんがいない家庭、もしくは、自分以降はもう後の世代がいないよっていう方に対しては、社会にいる次の世代の子に関わってくれればそれでいいよっていうような考え方を持たれる、そんな上の方々が多いみたいです。

 

 

亡くなった後も魂は変化するし、学びは続く

 

生前はおそらく「子供をたくさん作って家を繁栄させよう!」という価値観を持っていたご先祖様たち。しかし、なんでこういう価値観になっているのか?

 

人って亡くなると、魂だけの存在になって肉体から離れて俯瞰的な視点から、物事を見るようになるんです。すると世の中の流れが今後どのようになっていくのかがなんとなく察しがつくようになります。

それまで自分たちが生きてた時代とだいぶ変わってきたなっていうのを、ご先祖さんもひしひしと感じられてるんでしょう。時代が変わるにつれてその時代に合った考え方を更新していかなきゃいけないよね、っていうような感覚にご先祖様の世代がシフトしていってるんだそうです。

一方で、問題はというと

 

考え方がシフトしていって、ご先祖様は精神的な幸せを求める時代だよねっていうのを自覚するようになりました。でも、今生きてるおじいちゃん、おばあちゃん世代(特に60代から70代、80代の方)は今までの時代の価値観をそのまま 引き継いで生きてらっしゃるんですよね。

 

なので、そこで価値観の違いが出てしまうんです、どうしても。亡くなったご先祖様たちの価値観は生前のままであると思いますもんね、普通(まあそりゃそうか)。まさか亡くなった後に色々あって考え方が変わってるなんて発想にないと思います。それゆえに、生前の自分の親、自分の祖父母が言ってたことを思い出して「家を守らなきゃ」「血を繋がなきゃ」「でないとご先祖様に申し訳ない」ってなっちゃう。

 

さらに、それを強いられた過去を持つ上の世代の方も多いでしょう。自分は我慢したのに。頑張ったのに……と。

 

ご先祖様が結婚や出産を応援するケース

 

先祖から圧をかけるっていう事例を私は見たことはありませんが、もしご先祖様がすごく子孫に期待しているケースがあるとしたら、そもそも相談者さんご本人に子供を生みたいとか結婚したいっていう願望がある場合。

結婚したいって心の底から思ってる場合は、頑張れって応援する気持ちで見てることはあります。ただし、義務として結婚を子孫に押し付けるような方はあまりいないみたいです。

 

ご先祖様は俯瞰目線から見ているからこそ、無理やり結婚や出産を押し付けたり、自分の心を押し殺して、結婚して、子供を産んで、子供を育ててっていう、そういうのを良しとする時代じゃもうなくなったよねっていう共通認識があるようです。

 

 

結論

 

ご先祖様のことは気にしなくていいと思います。

結婚はしたい人がする、子供は産みたい人が産む。それでいいんじゃね?

 

それよりも自分の人生を精一杯生きて、社会の中で次の世代を育てるっていうのも立派な先祖孝行なんじゃないでしょうか。

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