箱白

高次の存在や概念、エネルギー体を表象することについて

 

わ、私、「ぬい」になってるーーーっ?!

※ぬい…ぬいぐるみのこと。

 

こちらは、ゆるいオフ会にご参加くださったフォロワーさんからの頂きものです。手作り。すっご……!

 

これまでオフ会にお越しくださった方からいろいろなお土産をいただいて、その度に恐縮しながらありがたく頂戴しておりました。

その中でもプレゼントの衝撃度No. 1に君臨していたのが王蟲のぬいぐるみだったんですが、

 

今回のぬいも、また別角度から衝撃でした。

 

 

 

 

いやしかし、

 

なぜ私?なぜ箱白なんだ?

 

 

 

 

ハイヤー姉とかみーちゃんとか、もっと(キャラデザ面で)ぬい映えするのいるのに?

 

フォロワーさん曰く、

「そちらの高次の方を立体化していいものか、わからなかったので」と。

 

 

 

ああ、そうだ。思い出しました。

 

高次の存在や概念、エネルギー体、感情など目に見えないものを絵や立体で表現するとき、必ず通らなければならない大きな問題があるのです。

 

 

 

_____表現っつっても、そもそも姿形がないんだけど…?という問題です。

 

※今回のブログは図説多めです。canvaの素材を載せています。

 

 

 

 

具象表現と抽象表現とキャラ表現

 

あくまでこれは個人的な見解ですが、スピリチュアル分野の概念を表現する際によく使われる表現方法は以下のようなものがあると考えます。

 

①雰囲気を描く

 

雰囲気を表現する方向性です。

 

 

 

よく見られる表現手法で、少し前までスピ系の書籍の表紙にもよく使われていたように感じます。あくまで「人間目線の感情や、人間が感じること」にフォーカスした表現が多い気がします。

 

これ、実は商売的には大変使い勝手の良い表現で、お客さんに「この商品を買ったらこんな素敵な未来がありますよ」をイメージさせるのに向いてるんですよね。

 

ただ問題は、未来を想像させるにしては自己投影がしにくくてちょっと具体性が欠けるのと、あまりにもこの表現がメジャーになりすぎて新鮮味に欠けること、かな……「あ、いつものか」ってなりやすいような(あくまで個人の感想ね)

 

 

 

②シンボルを描く

 

占術のカテゴリにもよく見られる表現です。ほら、月とか星とか。

 

スピであれば「羽」「虹」「雲」みたいな感じかな。

 

 

 

高次の存在そのものを描いているわけではなく、その象徴になるアイテムや現象を描いて暗喩的に「これは高次の存在を表してるってことだよ〜〜〜」を滲ませる感じね。

 

大きな括りでは、記号化するのもこの分類じゃないかな?って思います。梵字とか。イスラム教はたしか偶像崇拝禁止だから文字で表現してますね。

 

 

 

 

③キャラ化する、擬人化する

 

概念の擬人化の歴史は実はものすごく古くて、少なくとも古代エジプトの壁画の時代にはすでに概念を擬人化する方向での表現はありました。

 

あとは古代ギリシャ、古代ローマの神話にも概念を擬人化した存在はたくさん登場しますね。それを実際に物質化した彫刻や絵画は、今も残っています。

 

 

キャラ化は人類の伝統芸。

そういう側面もあって、私はハイヤー姉やみーちゃんなどの存在をキャラクターとして描写しています。

 

 

 

ま、そうでもしないと漫画として成立しないからっていうのが主な理由でしたが。

 

 

 

 

 

 

表象することで削ぎ落とされる側面もある

 

 

 

さて。

 

特にエネルギー体を表現しようとすると、その全てを表現しきることはほぼ不可能と考えています。

 

例えばうちのハイヤー姉、

こんな感じで描いていますが、ぱっと見で「ああ、女性なんだね」と思われることでしょう。しかし、……うちのハイヤーセルフには本当は性別なんてなく、あくまでこれは女性的な側面にフォーカスしたキャラ化。

 

私の高次には男性的な側面もありますが、そんなこと描写していないので伝わるわけがない

 

そして彼女を和風の姫キャラとして描写をしていますが、「じゃあラフな格好はしないのか?Tシャツは着れないのですか?」と聞かれると別にそういうわけじゃない。

 

でも、イラストで描こうとするとあのハイヤー姉の状態で一度に二つの衣装は着れません。だから必然的にどちらかを選び、どちらかは不採用にすることになる。

 

表現する際の制約として削ぎ落とさざるを得ない、っていうのが出てくるわけです。表現することと表現しないことは表裏一体ってわけ。

 

 

削ぎ落とした側面をどうカバーしよう?

 

でもさ、削ぎ落とさざるを得なかった側面だって実は大事なところだったりするわけでしょ。そうしたら、文字や後付けの情報で「いや〜〜〜実はこういう側面もあるんですよねえ〜」って補足することになります。

 

一方で、「この側面もあることを最初に説明すると、あまりにも複雑すぎて読み手が混乱するかも」と思ったらあえて補足しない選択をすることもあります。

 

この取捨選択をすることから逃げて「全部表現するぞ」を目指すとどうなるかというと、

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも作品が完成しません。

 

 

 

 

 

 

 

私「ちくしょおおおっ!不完全を許容しないとそもそも創作なんてできねえよおお」

 

 

 

 

なので創作物ってできた分から出していって、それを随時更新していくスタイルでないと進まないんだなあって思います。

 

 

 

たられば。もしキャラ化以外で表現するなら

 

もし、私の認識している高次の存在をキャラ化以外で表現するとしたら?

 

 

ハイヤー姉は「言葉」になる

 

彼女は意思そのものであり、その意思を私の顕在意識が自覚できるようになるために使う触媒は「言葉」です。

 

なので、キャラ化せずに表現するならひたすら私が独り言を書き連ねるブログになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

私(誰も私の一人語りなんて興味ないだろうから、してないけどね)

 

 

 

みーちゃんは「炎」になる

 

彼も言葉で表す存在の一人ですが、それとは別に炎を纏うイメージがあるので「炎」として描くことになるでしょう。象徴表現ってやつです。

私「嫌だ。せっかくだから画面映えするように外観つけます」

 

 

 

余談。

 

いつだったか、私が高次の存在をキャラ化しようとした時に思ったことがありました。

 

「___キャラ化していいのか?本当に?」

 

先ほどの削ぎ落とす問題も気になったし、表現されることで概念本来の性質を損なうことがあるかもしれない、とか。あとは「偶像崇拝禁止」な存在もいるので、そこら辺にコンプライアンスあったりするのかな?と躊躇ったのですが、

 

み「俺は別に構わん。この世に一体幾つの仏像があると思ってるんだ?慣れてる

 

 

 

 

 

 

慣れてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

使命ちゃんは「歌」「ダンス」になる

 

実は彼女はもともと歌とダンスでやってくる存在なんですよね。

 

私の脳内の後ろ側でむちむちソングを歌いながら踊っています。かわいいね。でもそれを表現しようとすると音声ファイルとか動画になるのです。私に技術力がないため、普段は擬人化してます。

 

 

 

 

ラフマドさんは「推薦図書」になる

 

ラフマドさんは「本を推薦する」のが得意な存在で、必要な情報が書いてある本が目の前に来た時に「これ読んでおくと良いですよ」と知らせてきます。

 

もしラフマドさんを擬人化以外で表現するなら、本棚に推薦図書を並べて「こういうこと言いたい存在」ってするかな。

 

セレクトショップのように既存のものを集めて組み合わせて同じ場所に配置する、というのもある種の表現手法だと思っています。

 

 

 

 

 

 

自分にできる表現で良い

 

得意な表現手法って人によってそれぞれです。そこに優劣はないし、あるとしたら好み。高次の存在側も、自分に得意な表現手法で人間にメッセージを伝えるものですから。

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