箱白

ゆるいオフ会を開催するようになった話

今年の春頃から、都内近郊にてゆるいオフ会を開くようになりました。

 

こんな感じの告知をTwitterに流しています↑

 

大体月に1~2回のペース、自分の負担にならない程度の規模で、というのを前提にしつつ。

 

オフ会だけど別に何もテーマはない

 

イベントらしく何かアクティビティを考えたりワークショップをする、といったことはなく。

 

ただただ集まるだけ。で、集まってそれぞれの仕事をしたり読書をしたり、タイミングが合えば雑談したり。コワーキング的な使い方もできるし、なんとなく価値観が近そうな人と話してみる場になる。

 

そういう偶然性と自主性が強めなオフ会です。特に出欠を取ったり参加者は事前連絡をお願いしているわけでもないので、私自身当日そのその時になるまで誰がくるかわかりません。誰も来ないかもしれないし、いっぱいくるかもしれないし。参加費も現時点では何も取っていません。フリー。

 

なんでこういうことをしてるかというと、「場所と空間と時間を設定する」という行為ができるようになりたかった。だからやってることなんですよね。

 

 

時間と空間の共有

 

話したい人は話せばいいし、黙々と作業したい人は作業すればいい。読書しててもいいしお絵描きしててもいい。自己紹介とかそういうのも特にいらない。

 

ただ、その場におんなじように場所と空間を求めてやって来た人がいる。そういうのって良いよなあって思うんです。

 

とはいえ、最近はかなり雑談が多めな空間になりつつあります。内容は、霊感体質の当事者同士のライフハックとか、自分が書いてる絵の話とか、あとは普通に日常のこと。

 

誰かの話を聞くのがメインの人もいれば、積極的に話したい人もいる。もちろん、お互いに譲り合いつつ、雑談しています。

 

なんとなく、高校の頃に自分が入っていた美術部(ゆるい)の放課後の風景に似ているかも。「美術が好き」っていう共通言語があって、でも話す内容は美術のこともあるし他のこともあるし。って感じ。このゆるいオフ会の場合は、共通言語が「精神世界」「霊感体質」「スピリチュアル」だったり、あとは「健康(メンタル含む)」「クリエイター系の話」が多めな感じ。あとは「家族や友人に霊感体質の人がいて、その人のために情報収集してる」っていう人もいるかな。

 

程よくオープンに、でも万人が出入り自由な公共の場よりかは目立たない場。そういう微妙な位置付けを目指しています。

 

 

イベントは自分で開催するのがお得

 

ちょっとだけ自分語り。

 

フリーランスでちまちまイラストレーター業を始めた頃、新卒だったこともあって人脈と経験と知識不足を痛感していました。

 

社会を学ぶ場に行かなきゃ!という思いから、当時はイラストレーター同士の交流会やフリーランスの異業種交流会にたくさん顔を出しては名刺を配る日々を送っていたんですが。

 

その時、(誰だったかは忘れたけど)誰かにこんなことを言われました。

 

「交流会とかイベントはね、参加するよりも自分で開催しちゃう方が得だよ。だって会いたい人を呼べるでしょ?」

 

な る ほ ど ?

交流会に行って「こういう人いないかな〜」って思いながら行くより、自分で開いて「こういう人にぴったりの会だよ〜」って集める方が、自分にとって相性のいい人に会える可能性が高い!

 

このアイデアをくれた人は本当に私がそのアイデアを採用するとは思っていなかったと思いますが、当時の私は単純だったので実際にそういう感じでイベントを開いてみたりしてました。

 

そういうわけで、私はイベントに参加するよりも開いちゃう方が手っ取り早いや!という価値観を手に入れたこともあって、割と気軽に「場」を作るようになりました。

 

 

______コロナ禍になるまでは。

 

顔を合わせて会うことの意義

 

オフ会なんてしなくたって、用事を済ますことはできます。

 

カウンセリングもオンラインが基本ですし、同人誌も正直コミティアなどのイベントに来なくたって通販してるし。

 

それでも、なんだかんだでゆるいオフ会に来てくださる方がいます。「開催してみたは良いけど、実際来る人いないかも?」なんて思ってましたが、杞憂でした。

 

その日によって話す話題も来るメンバーも全然違うので、毎回ワクワクしながら会場のお店で待っています。

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