風の時代のビジネスと人の価値基準の変化
これは同人誌を作りながら
風の時代のビジネスを学ぶ実録です
えへえへ。サンプルが届いたぞ!
はああああ〜〜〜やっぱ紙っていいな!!
非物質のデータが物質化される。紙に情報とエネルギーが乗る……
これぞ地球生活の醍醐味、地球の現地ならではの体験っ!
よ、よきよきの良き〜〜〜!
_____さて。では早速、ここから赤入れです。
これは私に限らず多くの人にとってのあるあるだと思いますが、入力ミスや誤植は印刷した後に見つかるものである_____!
実際に現物を見て「あっここミスしてる!」って気づく。「もう少しこうだったらなあ」と気になるところが出てくる。そうとも、これが情報を三次元の物質に変換したときに現れる誤差。
私「その小さな差を埋めるのが人間たる私の仕事だーー!」
……なんでこんなにやる気に満ち溢れてるかって言うと、ここの段階で失敗した経験があるからです。
同じ轍を踏んでたまるか、ああ二度とな…っ!
自信を持って売るために
ビジネス「今までの時代がどうだったかはさておき、これからは人に対して自信を持って紹介できる商品が売れるようになるわ。この意味、わかるわね?」
私「ええ、痛いほどよくわかります」
えー、かつて自分で作ったイラストの同人誌がありました。そのとき十分な時間がなくて最後の詰めが甘かったことがあって。その結果、「あともう少しこうだったらよかったのに」の後悔が残る仕上がりになった……そんな苦い経験がありました。
私「改善点があってそれを直したかった、っていうのがあると宣伝する時とか誰かに売るときに、心のどこかに迷いがある状態で売ることになるんだよね。それがすごおおおおく辛かったし、結局それが理由でうまく宣伝もできなかった。もっとできることがあったんじゃないか、って後悔を抱えてると自分の行動が鈍くなる。そう思い知ったよ」
ラフマド「商品の作り手と売り手が同一である場合、そういうこともありますね。それに買い手は売り手の態度をよく見ていますから。どれほど自信があるように振る舞っても、内心は透けてみるものです」
誠実な姿勢で紹介できるものが売れる
私「自信があればためらいなく思いっきりガンガン宣伝できるし、おすすめできる、だから結果的に売れる……かあ」
じゃあ、自信がない人はどうなるんだろう。人が自信を持つようになるには、成功体験を積み重ねるしかない。その過程では失敗もあるだろうし、自信がなくても思い切って売り出すことだって必要。常に100%の自信をもって胸を張って生きられる人間が、一体どれだけいるだろう?
それに、人が物を売る時って別に自分が作ったものではなくお店の商品を売ることだってあるよね?その商品が気に入らなければどうする?____そんな問題が出てくる気がする。
ビジネス「人はどんな人でも不完全よ。だからここで完璧主義に傾かないようにするのがポイント。自信を持つことと完璧であることは全く違う。そして自分が売っているものがなんなのかを見誤らないこと。それができれば風の時代の商売は楽しくなるわ」
ラフマド「自分が作ったものに対して自信がなければ、自信がないことを素直に言えば良いのです。正直自信はない、でもできる限り頑張った。その努力を自分で認めることができれば、売り出す時も無理に自分の気持ちを偽らずに済む。そしてその方が買い手にも誠実に見えるものです」
次の時代、人が買い物するときの価値基準
ところで、風の時代になると人の価値基準も変化していきますが、商売の場でもそれは例外ではないようです。
私「商品だけじゃなくて、どんな人が売ってるのかとか、どんな経緯で生まれた商品なのか?みたいな背景も重視されるようになってきてるよね。いろんなビジネス書でこれからの時代は人は物を買わなくなる、人はストーリーを買うんだって言ってる」
つまり、商品そのものに加えてそれができる背景や作り手の考えなども重視されるようになってきてる。これをスピリチュアル的に表現すると、「人は商品を通してその奥にあるエネルギーを読み取るようになってきている」。
ビジネス「物を買う時代から『物に宿ったエネルギー』を買う時代になるのよ。物質はエネルギーを運ぶ媒介だからね。精神性社会の経済の特徴でもあるわ」
ラフマド「エネルギー、というとあなたたちは電力やガスなどを思い浮かべるかもしれませんね。しかし、エネルギーとはもっと広い意味を持つ物なんですよ。愛も感情も物語も、価値という概念そのものもエネルギーの一種です」
_____難しい話になってきたな??
ビジネス「要するに、人は自分が気に入ったエネルギーを運んでくれる物質を買うようになるの。売り手も買い手も良いと思う商品が売れるってことね」
物を買う時、何を考える?
私「良い商品が売れるって言ってもさ、それって今までもそうじゃない??」
商品に対して価値を感じる。だからその商品を買う。それって当たり前のことじゃないの?
ビジネス「ところがそれが当たり前じゃなかったのよねえ。あんた気づいてないの?」
私「えええ……?」
ビジネス「たとえば日用品とかね。安いからこっち買おう、みたいなこと考えるでしょ?」
ドキッッ……!!!
ラフマド「値段の安さに価値を見出せば、そういう考え方になります。自分が支払うお金(=エネルギー)が少なくて済むことを重視する価値観は、地の時代特有のものなんですよねえ」
「好きだから買う」世界
ラフマド「ざっくり言ってしまえば、人が物を買う時に商品の値段をあまり気にしなくなるんですよね。安いから買う、高いから買う、その考え方がマイナーになっていくんです」
私「待て待て待て、それは暴論じゃない!?今、ダイソーとかドンキとか、プチプラ系って人気じゃん!?どんどんお店増えていってない?ユニクロとかGUとかも、どんどん店舗数増えてる気がするし。あと逆に、高級ブランドだって富裕層には人気って聞くよ?」
ビジネス「変化を見るのよ、変化を!安いものも増えてるのはわかってるわ。でも、じゃあ実際にあんたが買ってるのは何?」
私「………!!DAISOでも300円商品の方が好きだ……」
ビジネス「安いお店に行ってるのに高い方をわざわざ選ぶ、理由はなあに?」
私「……そっちの方が可愛いんだもん…あと壊れにくいし」
ビジネス/ラフマド「「ほらね?」」
値段じゃないんだよなあ、買う理由も買わない理由も。100均に行って欲しい商品が300円だったとしても「なんだ100円じゃないじゃん」って棚に戻すことは、私はしない。
私「でも、これって値段が100円単位のものだからなんじゃ…?」
ビジネス「今はそうかもね。ちょうど時代の過渡期だもの」
ラフマド「ふふふ、豊かさってなんでしょうねえ?」
『高次の存在たちがうるさいので、ひらきなおって漫画にしてやる』エッセイ漫画同人誌
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