箱白

風の時代の商売、同人誌を作りながら考える【宇宙の法則】

今回、自分のエッセイ漫画と高次の世界についての考察本を作って販売することになったんですが、それに至るまでに大きな壁がありました。

 

それが、

 

「在庫を抱えたくない!!!!」

 

在庫過多への恐怖心でした。

 

 

在庫を抱えたくない!!!

※霊体。人間じゃないです

ビジネスちゃん「なんでそんなに怖がってるの?やりゃできるわよ」

 

私「高次目線で人間の世界の常識を語るのやめてくれ。こっちは未来が見えない人間なんだよ!あなた在庫を抱える怖さを知らないね!?」

 

ビジネス「知らないわ。じゃあ在庫を抱えなきゃ良いでしょ?」

 

私(馬鹿かこいつ。誰も好きで抱えるわけじゃないんだよ、自分の見通しが外れて抱えるんだよ!!

 

ビジネス「え?見通しを外さなきゃ良くない?」

 

私「こいつ、ほんっと分かってない!!!」

 

___私が社会人になる少し前くらいから、同系譜魂群のうちの一人として現れた通称「ビジネスちゃん」。

この子は私にとって仕事をしたり社会と関わる際に、出現する子なんですが、

 

 

____んもーとにかく強気。

性格が強気すぎて、一見「現実舐めてんのかこいつ?」みたいな非現実的なことを平気で言います。

 

理想論を本気で語るタイプ。

「理想を語って何が悪いの?むしろ理想を持たずに何ができるの?」って100%純粋な気持ちで言えちゃう性格です。

そしてそれをいかに実際的に、具体的に、現実的に実現するか?ということに関して、バチバチに叱咤激励してくるスパルタタイプです。

 

もしも実際の人間として存在していたら、仕事できる上司だけど部下に要求するレベルがえげつないほど高くて周りはついていくのが精一杯、って感じの性格です。

 

 

 

ビジネスちゃん的理論

 

 

「必要なものに、必要な分だけ、過不足なく、絶対に存在する」

(無限の定理)

 

これはかつて、私がこの仕事を始める際に決めた行動指針、運営方針でした。

 

ビジネス「前提だけど、あなたこういう仕事を始めるとき、最初に決めたこと思い出してよ。無限の定理を実践するって宣言してるでしょ?無限を実践する限り、在庫を抱えるという現象はありえないわ」

 

儲かって金銭的に潤うことを目的にしないこと。

そして自分が提供するのは「価値」であり、それを必要な人に必要な分だけ提供するよう、努力を怠らないこと。

 

こんな霊的な世界を題材に商売するのであれば、そこを気をつけるのが最低限のモラルでしょう、という私なりの分別と理性のようなものです。

 

ちなみにこの「定理」は、ある日突然私の認識の中にやってくるようになった「宇宙貿易商 ラフマド商会」を名乗る霊体から聞いた考え方です。

「宇宙ビジネス」の基本だそうなのですが……(※登場回、こちらのエッセイ本に収録してます)

 

https://whitecube1.official.ec/items/73116101

 

ビジネス「つまり需要と供給でしょ。それが釣り合ってればなにも問題はないの。そして釣り合うように調整したり工夫するのがあなたの仕事!在庫を抱えたくないよお、じゃないでしょ。どうすれば在庫を抱える事態にならないか?を考えるのよ!」

 

宇宙人のビジネス、高次元のビジネス、なんていうからふわっとした概念的な話だと思うでしょ?

 

いいえ。

 

人間から見ても「細かっ!?」と思うほど、具体的of具体的な話です。

ビジネスは、数多の具体的な行動によって成り立つものだから。

 

ビジネス「リスクは適切に恐れるものよ。できる限りのリスクヘッジができたらその時点で恐怖は手放すことね!」

 

 

 

 

その需要、誰にとっての需要?

 

ビジネス「マーケティングの基本ね。需要があるものを作れば良いのよ」

 

私「……以前はそうしてた。お客さんに必要なものを提供する、ていう視点でクライアントワーク中心でやってたよ。でもさ、それだと自分が作りたいものは後回しになるっていうか……キツくなっちゃったんだ。他人の要望ばっかり聞いてたら窮屈になってさ

 

ビジネス「あら。自分の姿勢が他人軸になれば、そりゃ自分のやりたいことは後回しになるわよ。需要があるっていうのはね、他人にとって需要がある、だけじゃないの。自分と他人に需要があるものを作るのよ」

 

私「自分と他人の需要?」

 

ビジネス「そ。人に必要なもの、ってなんでそこから自分を除外してしまうのよ、あんたも人間でしょう?人間の枠から自分を外してちゃダメよ」

 

 

ビジネス「商売は、売り手も買い手もハッピーになるのが原則よ。どちらかが我慢してる時点で、それは等価交換とは言えない。二つの視点を重ねるのよ」

 

 

供給方法を考える

 

※霊体。人間じゃないです

 

ラフマド「さて、次は流通ルートの話ですね。どのような経路で届けるか?つまり、その商品を必要とする人はどうやってあなたの店にアクセスするのか?ということに関してですが、ありうる方法の全てをまず書き出してください」

 

私「全て!?」

 

ラフマド「ええ、全てです。地上に存在するありとあらゆる流通ルート、洗いざらい全てです。今のあなたにできるかどうか、あなたが実現可能であると思うかどうかなど無視なさい。事実を書くのですよ。とにかくこの地上に存在するあらゆる手段を挙げるのです」

 

私「私は普段Twitterとかブログを使ってるから、それも流通ルートになる…?」

 

ラフマド「え?いえ、わたくしは地球の常識など存じ上げませんので。あなたが思いつくかどうかで考えてください」

 

私「そうでした、あなた宇宙人だっけ?そりゃ地球のことは知らないよねえ」

 

ラフマド「商品がいかなるものであれ、商売をすると物質と共にエネルギーも動きます。その経路をまずは把握なさってくださいね」

 

私「…つまり物流とマネーフローのことね。高次のものと話してるのに普通に仕事の話だ…すげえ」

 

 

 

 

在庫を抱えないためには我欲を捨てろ

 

私「どうしても在庫は抱えたくないんです。自分が作ったものが自分の部屋に余ってるなんて、耐えられない。精神的に」

 

ラフマド「大丈夫ですよ。我欲を捨て、お客様の声を具体的に正確に理解していれば在庫を抱えるなどあり得ません。そして直ちに売れることがなくても、いずれ必要とするものが現れてその者の手に渡ります。商売するならまず我欲を捨てなさい。話はそれからですよ

 

____見透かされました。

在庫を抱えたくないなんて言いながら、一方で「でもこんなに頑張って書いたんだし印刷費もかかるんだから、少しでも多くお客さんの手に渡ったら嬉しい」って思ってる。

 

確かに高次関連のことを商売にするのはものすごく抵抗があったし、それで金儲けはしたくない。でもお金じゃないんですよ。頑張った成果を見てほしい、その成果をはっきりした数字として認識したい、っていう私のエゴ。

 

私「うーん。せっかく作ったものなんだから、やっぱりたくさん売れると嬉しいって思っちゃだめ?」

 

ラフマド「愚問ですね。必要なものに、必要な分だけ、過不足なく、絶対に存在するのですよ。ただ数を伸ばすことに喜びを感じる価値観にとどまるのは愚策です。仮にたくさん売れても必要としないものの手に渡ることは悲しむべきことですから」

 

エゴそのものは否定しません。

だって人間だもの、人間を構成する大部分はエゴだもの。その気持ちも含めて私自身。

 

ただ、じゃあその「努力を評価されたい」「見てほしい」をビジネスの場で前面に出していいのかどうか?と言われたら、話は別です。

 

ビジネス「在庫を抱えるかも?なんて思うのはひょっとしたらたくさん売れるかも!〜なんて我欲があるからよ。商品はいくつ作っても良いけど、作るならその数に根拠を持ちなさいな。なんでその数つくるの?ちょっと余分に作っとこう、って思うならその余分の数はなんでその数なの?」

 

私「ひえええん厳しい…」

 

ビジネス「あんた人間でしょ?思考するのよ!!言っておくけど、現実や思考から逃げるために直感を頼るなんて、私が許さないわ。そんな直感、当てさせないから

 

ラフマド「ふふふ、手厳しいですねえ。大丈夫ですよ、あなた元々はごりごり論理思考系の性格でしたでしょ?思い出せば良いだけですよ」

 

 

 

高次のもの、厳しい

 

人間の私がどれほど頑張って本を書こうとも、それに対してどれほど経費がかかろうとも、どれほど手間と時間をかけていようとも。商品を作る動機がどのようなものであったとしても。

 

実際に売る時、売り上げを主軸にした時点でそれはただの我欲。

かつての過ぎ去りし地の時代、物質主義の世界の考え方です。___私は今どの世界に生きてるの?風の時代がやってきた時代でしょう?

 

ビジネス「人間風に言えばそれはもう時代遅れの発想、ってことね」

 

そんな我欲をベースにした販売姿勢では、仮にそれがいいものであってもうちの高次は売らせない。何より、私自身、そんな気持ちが混ざったものを売り物にしたくない。

 

ビジネス「そんなものをお客様にお届けできるわけないでしょ?大丈夫よ、邪念が入ってるものは売らせないわ」

 

ラフマド「商売とは等価交換、エネルギー交換です。そのエネルギーが必要なものにしか届きません。不要な人には届けません。届けさせません」

 

必要なのは、いくつ売れるかなんて表面的な数字ではなく。

いかに、自分の提供できる価値が必要な人を見つけて届けるか。どこに、必要としてる人がいるのか。それを探すこと、考えること、動くこと。

 

その人はどこにいる?場所は?地域は?ネット上ならTwitter?どの曜日のどの時間帯に?その人は普段何を見てる?その人は何に困ってる?その人がこちらに気づくにはどう先回りすればいい?

 

具体的に。具体的に。具体的に。ふんわりした俯瞰視点から、どんどん接近していって人間の視点へ。ミクロの世界へ。

 

ビジネス「高次的な視点を保ちながら、人間の視点で具体的に考えるのよ。あなたは地上に生きる現地人なんだから」

 

 

「必要なものに、必要な分だけ」?

 

ちなみに。

 

実は、この「必要かどうか」のジャッジは人間の価値観とは全く別の、高次的な判断基準で行われるんですよねえええええ!

ここがものすごく難解なところなんですよね。

 

だから正直、本であれば『買ったけど読まずに放置してる』なんて現象になることもザラ。

私の本棚にも自分で買ったけど読んでない本、たくさんあります。

 

ではそれらの本を買ったのは無駄であったか?といえば実はそういうことにはなりません。

 

例えば、本人の見ていないところで本棚に放置してあったその本を家族が見つけて、なんとなく気になったから手に取って読んだ……買った本人の役に立たなくても、高次目線では「その本は役に立った」になるんですよね。

 

大事なのは、無駄になりそうなものがあれば、自分で意識してその存在が役に立つ方法を考えること。

ただボケッと待ってるだけじゃ、役に立つ可能性があるものも生かしきれません。

 

ビジネス「例えばさっきの本棚のことであれば、あなたはその本をダンボールの箱の中にしまうことはせずに、いつか読もうと思って本棚の目立つところに、タイトルが見えるように置いていたのよね?なんでかというと、その本を役に立たせようとする意思があったから。だから家族はその存在に気づくことができた。そういう小さな意識から生まれる小さな行動、自分の生活や思考回路にその考え方が深く根付いてこそ、そういう小さな偶然が起こるのよ」

 

 

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