【宇宙の法則オンライン】世界線ってなんぞや2〜実践編〜【ハイヤーセルフによる解説】
【前回のあらすじ】
いろんな小説やゲーム、創作物の中でよく聞く「世界線」という概念。
実際にあるの?と聞くとハイヤーセルフはこういった。
「ある。というか、元ネタは我々高次の概念じゃ」
人は常に世界線を渡りながら生きてるという。
私「実際にどんな感じで渡るんだろう?」
えーーー世界線についてなんとなーくふわっと理解してきたところで、じゃあ実際に世界線を渡ってみます。
ハイヤー姉「別に何も難しいことはない。実際にどのように渡るか?その詳しい様子を見た方が仕組みを理解しやすかろう」
世界線を渡っていく様子の解説
人は無意識でも世界線を渡ることができるんですが、ここでは自分の意思で意図的に世界線を渡る様子をご紹介します。
ハイヤー姉「ここでは細かくステップに分けて解説しよう」
ステップ①発見と選択
ハイヤー姉「まず、渡りたい世界線を見つけるところから始める。己の意思に基づいて世界線を渡る場合、知らない選択肢を選ぶことはできぬ」
未来を見据える時、こんな自分になりたいと思う自己実現やこういうことをしたい、と思う願望。これが実現している世界線を見据えます。
私「ここでポイントなのは、自分が望む世界線の中に他人の未来を含めないことよね」
ハイヤー姉「そうじゃな。あくまでこれはそなた自身の一人称による認識の世界の話である。ここに他人を勝手に含めてしまうと、他人を無許可で世界線を移動させようとすることになるのでマナー違反じゃ。仮にそれが善意であってもな」
【NG】
『〇〇さんにプロポーズされて結婚して幸せになる世界線に渡りたい』
ハイヤー姉「これは〇〇さんの未来を勝手に確定させようとする、人生の乗っ取り行為となるので無効じゃ」
私「〇〇さんと相思相愛でも?」
ハイヤー姉「ダメなものはダメじゃ。ただし、〇〇さんと直接話し合って互いに意思が一致するなら良い。〇〇さん自身が『プロポーズが成功する世界線」を望み設定して、自ら渡ることが望ましい」
【OK】
『結婚して幸せになる世界線に渡りたい』
ハイヤー姉「これなら第三者を含めておらぬのでセーフじゃ」
私「〇〇さん、と限定しちゃいけないってこと?」
ハイヤー姉「さよう。いかなる他人も含めてはならぬ。というか、含めると無効になる」
必要なこと: 情報収集、自分の願望を知る、選択する勇気
ちなみに。世界線を渡る時、多くの場合は複数の分岐から一つを選ぶことになる。ちなみに、「選ばない」という選択肢もある。この場合は今までの世界線にとどまることになるので、世界線を渡る事にはならぬ。
私「今までの延長線上にある未来を選ぶ、ってことね。でもそれも一つの道よね」
ハイヤー姉「さよう。何かを選ぶことも大切だが、あえてそこに留まる選択をすることも時には必要じゃ。良し悪しではない」
ステップ②計画
ハイヤー姉「行きたい世界線を見据えたら、次は実際にどのようにそこへ行くか?その道筋を考える。具体的にな」
世界線を発見する時の視線は多少夢見がちだったり空想的でも構いません。なぜなら、このステップで一気に現実的な目線になるからです。
ハイヤー姉「ではその世界線に至るには、どのような行動が必要か?その行動を取るために必要な条件、環境は何か?それら全てを洗いざらい吐き出し、時系列順に並べるのじゃ」
ポイントは、行動することに焦点を当てること。
私「たとえば毎日ポジティブに生きる、とかだと全然具体的じゃないから、どんな行動をすればポジティブってことになるのか?を考えるのね」
ハイヤー姉「いかにも。ここのステップでメンタルやマインド、気持ちの部分だけにとどめると世界線を渡ることにはならぬ。夢物語で終わりじゃ」
私「わおシビア」
ハイヤー姉「当然じゃ。そなたの生きる世界は物質世界、思考を現実化させるには行動が伴ってこそである」
毎日ポジティブに生きる!であれば、それをより具体的な行動に落とし込むことで初めて世界線を渡ることになります。たとえば「近所の人におはようって挨拶されたら、俯いて会釈するだけじゃなくておはようって声を出して目を合わせる」とか。そういう小さなことでも大丈夫です、バッチリ世界線を渡ることにつながります。
必要なこと:具体的な行動を考え時系列に並べる、行動できる環境と条件を整える
ステップ③実行と継続
ハイヤー姉「実際に行動に移し、その行動を習慣にする。己の意思と行動を一致させることではじめて物質世界での変化が起きる。世界線を渡りたい、と思って色々と思索に耽るものほど、ここのステップを忘れがちじゃ」
私「あーーこれは結構見落としがち…というか、スピリチュアルの本ではあんまり触れられてない気がする」
ハイヤー姉「宇宙の法則、物質を伴う世界に適用される大原則の中に『実行の原則』がある。要するに、実行しておらぬことは実現せぬ、ということである。思考が現実化するには、行動が不可欠である。思っただけで実現する世界であれば、この世はとっくに滅びておるわ」
私「え」
ハイヤー姉「世を憂いて人を呪うものが一体どれほどいると思うておるのじゃ?それらの思念が現実化せぬのは、この法則が物質世界を守っているからに他ならぬ。宇宙の法則は愛から生まれるからな」
私「遠くの世界線に渡ろうとする時ほど、自分の行動をずっと続ける必要が出てくるよね。三日坊主とかだとすぐに世界線に戻っちゃうこともありそう」
ハイヤー姉「うーん……厳密には同一の世界線上に戻ることはないが、習慣化せねば目当ての世界線に届かぬことはよくある。それだけ遠いところへ渡ろうとしておるなら、渡るために必要となる努力の量と質もそれ相応であろうな」
必要なこと:できないことはしない、継続(習慣化)する、変化する自分を怖がらない
ステップ④確認
ハイヤー姉「人間は過去に戻れず、時間は前へ進むことしかできぬ。そのため自分が世界線を渡ったか(渡り切ったのか?)を確認するには、過去と現在を比較することで相対的に自分の位置を知る必要がある」
私「ここでもやっぱり、比較対象に他人を入れちゃダメなのよね」
ハイヤー姉「そうじゃな。どうしてもここのステップで他人と比較したくなる者は多かろうが、あくまで世界線を渡っているかどうか?を測るのは己自身の推移のみである」
個人的に便利だなあと思うのは、過去のスケジュール帳を見返すことです。日記をつけるのはちょっとハードル高いけど、スケジュール帳やカレンダーを捨てずに置いておいて、定期的に見返せば自分の行動がどれくらい変わっているかを見ることができます。
私「去年の自分、こんなことしてたのか……随分変わったなあって実感するよね」
ハイヤー姉「世界線をより遠くまで渡った時、過去の自分の行動や出来事をまるで他人の記録のように感じるものじゃ。自分のことであったという実感が薄くなってゆく。記憶はあれど、その時の感情や感想がどこか遠くの他人事のように思えるのじゃ」
私「その体感が、自分がどれくらい世界線を渡ったかの指標になるのね」
ちなみに、私は数年前から世界線を渡りまくりすぎたせいで、過去の出来事のほとんどが他人の記録のように感じています。昔の自分はもはや他人であり第三者。昔を思い出してもその時の感情はあまり思い出せません。
高次の目線では、ある一定の距離世界線を渡ると自分本人のことであっても「他人」として扱うことができる、そんな考え方があるようです。この概念を応用することで、生身の人間であっても過去と未来と現在を一つの平面上に並べて俯瞰し、移動することができるのですが……詳しいことは別の機会に。
必要なこと: 過去を思い出す、結果を見る
「世界線を渡る際、全てをコントロールできると思うな」
ハイヤー姉「ここからは少々厳しいことを言うぞ」
私「はい」
ハイヤー姉「狙った世界線にバッチリ正確に到達できる、と思うのは人間の傲慢じゃ。大抵は予想斜め上の方向にぶっ飛んでいくことを覚悟せよ」
これは風の時代の特徴でもあります。今までの地の時代(2020年までの世界)と比べて、人が世界線を渡るスピードと距離が飛躍的に上がりました。これは地球全体、人類全体の話なのでほとんどの人に当てはまります。世界線を渡りやすくなった、移動しやすくなったのは確かにその通りです。しかしこれはメリットであると同時にデメリットでもあります。
ハイヤー姉「ちょっとだけ移動するつもりで世界線を渡ろうとしたら、思ったよりもスピードが出てより遠くへぶっ飛んでいってしまうリスクがあるわけじゃな。これを現実の出来事で表現すると、ちょっと思いついてやってみたことが思いのほか周りから賛同されまくって状況に対する追い風が強い、みたいになるのじゃ」
私「これを良いことだと思ってどんどんその方向に進むのも良いけど、その変化のスピードに自分が振り回されたりついていけなくなると苦しくなるんだよね」
ハイヤー姉「今までの世界はいかにアクセルを踏んで加速するか?が重要となる時代であった。なぜなら地の時代は一つの世界線にとどまり安定する引力が強く働いておったからじゃ。しかし今は風の時代、むしろ新しい世界線へ進む追い風が強い時代になる。そのスピードと変化の目まぐるしさに耐えられるよう、意図してブレーキを踏みながら進むことが必要となる」
私「自転車で坂道を下る時の気持ちに似てるかもね。ブレーキかけながら降りないとスピードが出過ぎて危険になる」
ハイヤー姉「今までが坂道を自転車で登っていたような時代であったからなあ。ギアをつけてガンガン漕ぎまくってやっと進む、そんな時代であった分、今度は下り坂になると自転車の進み方が全く変わるので驚くものも多かろう」
最初は、世界線移動のスピードに戸惑うこともあるかと思います。極端な話、昨日までの自分と今日の自分が全くの別人のように感じるほど変化のスピードが速くなることもあるんです。
私「そのスピード感に慣れてくればある程度怖さはなくなるけど、慣れるまでは『自分は一体どうなってしまうんだ!?』って不安になることもあるかも。去年の私がまさにそれだった」
_____まあ、慣れれば「そんなもんだあ」って思えるのでそんなに気にすることはないんですけどね?
私「慣れるまでは、世界線を渡る時は大抵斜め上にぶっ飛ぶものだー、って思っておけば良いんじゃないかな!」
世界線をぶっ飛んで移動する際の心構え
ハイヤー姉「ジェットコースターに乗る時、どのような姿勢であればより楽しめると思う?」
私「あんまり怖いのは好きじゃないんだけど……でもどうせ乗るなら、怖い怖いと思って悲鳴あげて縮こまってるより、きゃーって叫びながらドキドキ感を楽しむ方が得な気がする」
ハイヤー姉「そうじゃな、世界線を渡る際も同じことである。スピードの速さに縮こまって怖がるよりも、気持ちを切り替えて『きゃ〜〜〜はや〜い笑』ってしている方がよほど健全じゃ。そうやって楽しむために必要なのは、ジェットコースターの席についた時に安全バーをしっかり下ろして固定することじゃ」
私「安全バー……現実に置き換えたら、チャレンジしてみたいことがあっても万が一失敗しても大怪我しないように準備しとくとか?」
ハイヤー姉「命綱なしで飛び込むのはただの無謀である。ある程度、失敗しても良いような環境にしておけば、結果的に安心して世界線移動を楽しめる。こうして変化を楽しむことも、世界線移動のコツの一つなのじゃ」
私「移動を楽しむ、ね。怖がりながらやるよりかはいいかも」
ハイヤー姉「ハッピーな気持ちでいればハッピーな未来にいけるよ☆という通説の根拠はここにある。行動することが楽しいと、継続することへのめんどくささや迷いが薄れる。その結果行動が習慣化しやすくなり、目指した世界線に到達できる可能性が上がる、というわけじゃな」
私「どこまでも現実の話なんだよねえ、世界線移動って」
世界線を渡ることは別にスピリチュアル的なことでもなんでもなく、ただ普通に生活する中でも自然と行われることです。敢えてここでは高次のもの視点からその仕組みを説明していますが、ぶっちゃけ一般書や自己啓発本、漫画、小説の中でも提唱されてます。何も新しい概念じゃないです。
ただ、こうやって仕組みの観点を知っておくことで「なんとなくこうすれば渡れる」というぼんやりした知識の輪郭にピントを当ててはっきりさせる_____そうすることでより計画的に、意図的に、世界線を渡れるようになれば楽しいよね、と思います。
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