箱白

人生設計を司るものとの対峙。同系譜魂群、プランナー

高次と対峙する人間が必要なこと

自分の人生を自分で決める

 

 

今回の記事は、私の同系譜魂群のうちの一人、プランナーに登場してもらいます。

 

 

プランナー

人生設計を司るもの。

ハイヤーセルフでもあり、自分の魂の分身でもある。そのため自分と性格や趣味嗜好がよく似ている。

人間なら誰しもに、人生設計を司る魂が存在するものである。

ここでは便宜的に「魔女」のようなキャラ設定にしている。

 

 

実際には記事のような会話としてのチャネリングではありませんが、表現上、会話形式で執筆しています。

……そうでもしないと情報が全くまとまらないんだ…ううう…

 

 

 

妄想物語が人生を暗喩していた

 

このプランナーという存在、実は昔から「自分の頭の中の妄想物語に登場する人物」として長らく認識していました。

 

というのも昔、夢に出てきた印象的な人物を題材に頭の中で妄想の物語を展開するのが好きだったんですよね。

 

ところがどっこい、その創作物語を何年も頭の中に展開し続けて妄想遊びをしていたら現実の方がその妄想の世界のストーリーに似てきたんですよ……

 

どういうことか?というと、その妄想が生み出したファンタジー物語は、ある種の暗喩

ファンタジー的な表現で詳細をぼかしながら、実際は私の人生そのものを暗示していたメッセージだった、と。

 

そのため、妄想物語のストーリー展開に合わせて、なぞるように現実の方が寄っていく____という謎現象が起き始めたわけです。

 

それにふと気づいた時点で、ある程度私は自分の未来が予見できることになります。なぜなら、現実よりも妄想物語の方が未来まで展開しているから。

 

もちろん自分の未来の光景そのものが見えるとかではなく、その物語はあくまで暗喩的表現でできたファンタジーです。

つまり、そのストーリーが何を意味しているのか?現実の世界ではどことリンクしているのか?は自力で解読したり、予想しないといけないわけで。(なんなら最初はどの登場人物が自分を意味しているのかもわかりませんでした)

 

高次は、人生における学びの答えそのものを教えたり、未来をそのまんま伝えることはない。

_____ただし、暗喩的表現やわっかりにくい方法でチラ見せしてることはある。

 

そして最終的に、そのストーリーが実は自分の人生そのものを暗示した縮図であると理解し、創作そのものが「実は妄想じゃなくて高次的なメッセージでした〜」と解釈するようになり。

 

その過程で「…ってことはこの登場人物たちってまさか!?」と気づき、無事タネ明かしとなりました。

 

______多分、6~7年くらいはずっと自分の頭の中だけの創作だと思ってたよ!

妄想にしては全然自分でコントロールできないし、物語を動かすのに苦労したけど!

 

その物語の最大の特徴は、自分の意思や好みでストーリーを作ることができない、というか、ほぼ不可能だったこと。

 

今になって、冷静になって考えてみるとそもそも物語を自分で「創作」してすらいなかったように思います。

 

まるで不定期連載の小説を読むように「まだ新しい章始まらないのかなあ」「そういえばあの妄想物語、最新話更新されたかなあ」と物語の連載を待ち、観覧していました。

 

完全に読者気分。

 

ちなみにその物語の内容は、こんな感じ。

 

____本当は自分がその世界の主人公であり著者なのに、魔女にその座を乗っ取られた。物語上のいち登場人物の立ち位置になってしまったところから、著者の座を奪還する___自分の人生のコントロールを取り戻す物語でした。

 

 

 

 

 

誰から?____魔女から。つまり、プランナーから。

 

 

 

プランナー「人生の序章が終わって第一幕が始まったところよ」

 

プランナー「今のところなかなか面白い物語になって来たところじゃない?どう?感想は?」

 

私「私の人生こんなわけわからんストーリーにしたの、お前か!?主に大学生後半あたりから人生激動すぎてぶっ飛びまくりだよ。振り回されまくってるわ!」

 

プランナー「あぁら、ちょうど急展開を迎えて面白くなってきた時期じゃない、それ。ちょうど子供時代の伏線回収が始まった頃ね。いよいよ人生の序章が終わって本編に入る、最初の盛り上がりねえ!フフ!

 

私「ここ数年、おかげさまでうつ病拗らせて休学したり就職できないからってイラストレーターになったり、今やスピリチュアル的なことも仕事にするようになって激動でしたよ。そのえげつない展開が、面白い…ねえ。まあ架空の物語としてなら面白いかもだけど、当事者になるとそうは言ってられないんだけど」

 

プランナー「ええ?だってそれを望んだのはあなたでしょ?自分の人生、つまらない物語にするなんてそっちの方が大問題じゃないのぉ?」

 

 

 

 

……初対面くらいですぐに察しました。こいつ、人間としての感覚がまるでない!

というか、最初からわかってます。だってこれまで数年間連載を追ってた脳内物語の中でも、こいつは頭ぶっ飛んでた。

 

人間がさまざまな困難に向き合うたびに感じる痛み、苦しみ、悲しみ、未来への不安、そういった感情を理解できる存在じゃない。

 

でもそれはあくまで人間から見たらそう見える、という話。高次の存在にとって、この感覚は何も珍しいものじゃないですし、むしろこっちがデフォ。

 

プランナー「あなたの人生物語をいかに面白く感動的にしてハッピーエンドにするか、あなたをいかに経験させて成長させるか、それを考えて計画するのが私の仕事なの」

 

私「そう。……あなたに人間目線を理解しろと要求するのは無駄ってことはわかった。あなた視点では私はあくまで物語のキャラクターでしかない、てことだよね?」

 

プランナー「良くも悪くも、そういうことよ。でも一応、主人公だから流石に殺したりはしないわ。あくまで人生物語、死んだら終わりだもの。なんとしてでも生かすわ。……生きてさえいれば、その後の展開なんていくらでも考えられるでしょ?」

 

そう。こういうこと平気で言っちゃうんだよな、プランナーは。

生きてればオッケー、つまり、たとえどのような状態であれ人生が続いてるならセーフ、てことなわけだ。

病気になろうがトラブルに巻き込まれようが、どんな想定外のことが起きようが、生きていればセーフ。死ななきゃセーフ。

 

私「____やっぱりあなたのキャラ設定は、魔女、がいいね。ピッタリだよ。だって死なない程度なら大抵のことさせても良い、って思ってるでしょ」

 

プランナー「そうね。だってその通りでしょ?でもこれだけは言っておくわ、私はあなたを愛しているのよ

 

 

客観的に俯瞰して私の人生全体を見た時、物語として読み応えがあって面白くなるのならこいつはどんなことでもする。

 

えーー……このとんでもないサイコパスみたいな魔女が私の人生設計を担当している同系譜魂群の一人だそうです。

 

うん、薄々感じてはいたんだ、私の人生設計ちょっとイカれてないか?と。

 

こんなイかれたやつが企画者なら納得だよ!そりゃ常識的な動き方するわけないわ!

 

 

この魔女_____もとい、プランナーの思考指針はものすごく単純明快。

 

  1. 主人公が成長する物語である
  2. 物語として、面白い

 

逆にいうと、これを満たす出来事ならどんなことでも平気で人生計画の中にぶち込んでくる。

 

ええ、大病でも大事故でも(死なない程度の)どんな試練でもな!!!

 

 

私がプランナーを認識した初期、完全に敵対意識を持って警戒心MAXで対峙していました。

同系譜魂群と言えども、あくまでそれはただ「魂の源流を同じくする同郷の仲間」程度の意味。

 

同郷の仲間が自分にとって善い存在であるか?その判断ができるのは自分しかいないわけですから。

 

一歩間違えれば人生そのものを乗っ取られるので、対抗するときは対抗しなきゃな、と心に決めました。

 

…。

 

てゆーか、一般的に見るとこういった「人の人生を乗っ取ろうとする存在」は悪霊の類じゃね?むしろこれ、悪霊以外の何者でもなくない?

 

しかし残念なことに、私自身、確かに自分の中にもそういう感じの性格の一面が存在していることは、自覚していました。

 

「自分の人生を彩るためなら、多少の困難もスパイスでしょ?」的な思考。どうせなら面白い人生のほうが飽きないじゃん、的な思考。

 

私(悔しいけど!もし私が高次の立場で人間の感覚を知らなかったら、こういうこと普通に言いそう…!くっ共感できる部分あるのマジで悔しい…っ)

 

さすが同系譜今群。思考パターンや価値観が似てるんですよねえ……

 

_____きっと、私の中の冒険心や好奇心だけをピクアップして煮詰めて濃くしたら、こんな感じの性格になる。そんな感覚はありました。だから認めざるを得ない。こいつ、クソみたな性格してるけどこれも自分の側面(を凝縮して濃くした概念)なんだなって。

 

 

 

______とはいえ、自分の人生は一回しかない!

今この瞬間しかないのにそれを良いようにコントロールされるのは、なんかムカつくんだよ!あとえげつない困難ぶっ込んでくるのは普通に迷惑

 

プランナーには悪いけど、今、この瞬間地上で生きてるのは肉体を持ってる私の方なんだよね!

 

 

 


 

プランナー「私はねえ、退屈するのが嫌いなの。人生のなかで何も起きず、ただただ時間を過ごすのは勿体無いし、死にたくなるくらいつまらないの。だから飽きない人生にしたいのよ。予想外の出来事も迫り来る困難も、主人公が必死に知恵を絞って乗り越える様はとっても面白いじゃない?」

 

私「物語としては面白いかもね。で、その困難を乗り越えるための知恵の部分まであなたが計画してくれるの?」

 

プランナー「ん?まさかぁ!しないわよ!」

 

私「……」

 

プランナー「必死に悩んで考えてアイデアを絞り出すのは、あなたの仕事よ❤︎」

 

私「最っ悪だ……とんでもない悪趣味なやつだこれ」

 

プランナー「そんなこと言っていいの?私もあなたも元はと言えば同じ魂なのよ?私への悪口はそのまま鏡写しになるのよ?

 

私「ああああああ」

 

プランナー「実際あなた、私の思考は理解できるんじゃない?物語を作る視点に立てばいいのよ、あなた自身もね」

 

私「確かに波瀾万丈な主人公の成長物語、好きですけど。でもそれを自分がやれ、と言われるのは話がちがう

 

それを本当にリアルの人生としてやらされるのは、それはまた別の問題なのよ。だって自分の人生のことだもの。

 

プランナー「私はね、理想の人生を追い求めるの。死ぬ瞬間に、ああ最高の物語だったなって思って笑顔で死んで欲しいの。物語の基本は起承転結っていうでしょ?つまり、派手に転ばないと面白くならないのよ!

 

 

 

人生設計の相談withプランナー

 

私「私の人生設計、今後どうなるんです?」

 

プランナー「極秘事項よ。生きてる人間でしかも本人に言うわけないわ。それより、ねえ、あなたはどんな人生にしたいのかしら?」

 

私(チッ…ネタバレ厳禁か……)

 

プランナー「問いには問いで返すのが高次の流儀でしょ」

 

私「仮説。私の人生物語の読者は私以外の第三者も存在する。それは私が直接関わる人間に限定しない」

 

プランナー「根拠は?」

 

私「根拠は私自身の性格。もし面白い物語が書けたら、私なら誰かに見せたいし読んで欲しいと思うから。プランナーが私と同じ魂なら、これと似てる発想で動いてても不思議じゃない」

 

プランナー「ええ確かに、読者のような第三者が存在するわ」

 

私「さらに私は、より多くの人に見てもらいたいと思うタイプ。だからあなたも何らかの形で読者数を大きくする仕掛けをしていると考えられる」

 

プランナー「続きを」

 

私「よって、仮説はこんな感じ。私の人生物語の読者は私以外の第三者も存在する。それは私が直接関わる人間に限定しない。そしてプランナーが人生物語を設計する上で、第三者の意見や感想は反映されることがある」

 

プランナー「____yesと回答するわ」

 

 

 

 

 

プランナーとの交渉

 

オーケー。

なんとなくこいつとの交渉の方向性が決まった。

 

私が「人生辛い。未来が見えなくて怖い。ぴえん」と泣こうが「私にこんな人生をさせるなんて許さねえ、お前は首だ」と怒ろうが、こいつには同情がない。

 

「ンフフフ!さあここからどう這い上がるの?どうやってその壁を突破するの?ここからちゃあんと見守ってるわよ!さあ、もがき苦しんで成長して!」って満面の笑みで見下ろして見てるだけだろう。

 

私がなんと言おうとこいつは自分の考えを曲げないだろうから、ここで「第三者」を使えばいい。

 

私「やーーーーもし私が提案するような人生プランにしたら、面白いから読者いっぱい増えるんじゃないですかねええええ?」

 

 

ここでいう読者は、プランナーにとっての読者。つまり、高次のエネルギー体たちを指します。

 

私「読者参加型の物語!あるでしょ、視聴者参加型コンテンツって。そういう感じのにしたらいいんじゃない?」

 

知ってる。プランナーは私と同じ魂ってことは、人間である私自身が持ってる願望や課題もある程度は共有しているはず。つまり、

 

私(あいつ、自分の作品をたくさんの人に読んでほしいし知ってほしいって思ってるんじゃね!?)

 

それは私の願望でありまだ叶っていない理想でもあるので。自分の願望から高次の意図を逆算する作戦。

 

そしてここで宇宙の法則を引用しよう。

高次の世界で実現したことは、最終的には物質世界にまで反映する。

 

___個人的に、自分が宇宙の法則を学んでいる理由の一つにこういう癖強めの存在と対峙した時、対等な立ち位置で交渉できるための必須知識なんじゃないかと考えています。

 

プランナーに好きな物語を書かせて人気作家にさせることは、最終的には私自身のためにもなるわけだ。

 

 

利害の一致っっ!

 

 

 

でも、プランナーの過剰な要求は呑まない。過剰な試練もパスする。あくまで適量しか受け付けない。

あれです、作者の意図と反して勝手に動き出す系の登場人物です、私。

 

 

死なないようにはしてくれるからその点は信用できる仲間のような、でも死なない程度ならなんだって課すので油断ならない相手。

そういう立ち位置で、プランナーは私の人生を設計しているようです。

 

_____まあ、設計されてようがされてまいが、私のやることは何も変わらないので普段はそんなに意識していませんが。

 

たまに、何かを選択するときに「あぁら、つまらない選択肢はやめてね?退屈で人生やめたくなっちゃうから」とふと気配を感じます。

 

 

 

プランナーに人の心がない理由

 

人生を計画することは、楽しいことや幸福な出来事を企画することであり、苦難や試練を企画することでもある。

 

___人の心なんて持っていたら、そんな仕事はできない。だから、人間としての感覚をわざと除外した存在になっているそうです。

 

彼女から見ても、私という人間はある意味で分身のようなもの。大切でないはずもなく、愛していないはずがないんです。

 

人間に共感することができないという設定にしておかないと、人に試練なんて与えることはできないし、幸福なことばかりを企画してしまう。

 

幸福なことばかりの人生では、魂の成長は促せない。

 

ハイヤー姉「人間の感覚に共感できないのは、そなたにとっても、我々にとっても慈悲であるな。プランナーがあのようなサイコパス魔女であればこそ、そなたは人間としての立ち位置を守るために人間の都合や状況を訴えるものとして本気で噛み付くことができよう」

 

 

 

 

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アーティスト / スピリチュアルカウンセラー|箱白

箱白

霊視、チャネリングを通してスピリチュアルと宇宙の法則を探究をしている【箱白】の公式サイトです。
スピリチュアル的背景を土台にしたアートやイラストも制作したり、霊視カウンセリングもやってたり。

ハイヤーセルフや守護霊様などと繋がる中でメッセージをお伝えしたり、高次の方のビジュアライズもいたします。

ご自身の人生や認識する世界の解釈にお役立てください。

「必要なものに、必要な分だけ、過不足なく、絶対に存在する」

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